情報セキュリティ
公開日:2016年7月26日
独立行政法人情報処理推進機構
セキュリティセンター
話題のアプリでトラブルに巻き込まれないために
2016年7月22日(金)、日本で「ポケモンGO」が配信されました(脚注1)。海外では先行配信されていたこと、また利用者が非常に多かったことが背景にあってか、日本での配信開始を前に既に不正アプリの存在が多数確認されていました(脚注2)。
国内でも多くの利用者がいると考えられ、ゲームに熱中するあまり、発生したトラブルが複数報道されています。これらのことから、今後、思わぬ被害に巻き込まれないよう、以下に挙げる点について注意してください。
公式マーケット以外から入手したアプリの場合、不正な機能が含まれている可能性があります。不正アプリによる被害に遭わないためにも、アプリは必ず公式マーケットからインストールしてください。なお、公式マーケットには類似アプリや関連アプリが複数公開されており、誤って類似アプリをインストールしてしまったという相談が寄せられました。アプリ名称や開発元をよく確認し、意図せぬアプリをインストールしてしまわないよう注意してください。
「ポケモンGO」ではARモードをオンにすることによって、カメラを介して得た情報を背景とすることができます。そのためゲーム画面をSNSに投稿した際、背景に本人の所有物やランドマークが写り込んでいると、自宅や生活エリアを第三者に特定されてしまう等の懸念があります。投稿する前に画像をよく確認し、必要に応じて画像を加工する等の対策を実施してください。
その他、「ポケモンGO」を安全に楽しむための注意事項として、内閣サイバーセキュリティセンターから「ポケモントレーナーのみんなへおねがい♪(脚注3)」が公開されています。こちらの内容も合わせて確認してください。
(脚注1) Pokémon GO
(脚注2) マカフィー株式会社:野生の偽 “Pokémon GO” があらわれた!
トレンドマイクロ株式会社:最新モバイル脅威事情号外:「Pokémon GO」の話題性を悪用する攻撃者
(脚注3) ポケモントレーナーのみんなへおねがい♪
IPAセキュリティセンター 情報セキュリティ安心相談窓口
URL
記載されている製品名、サービス名等は、各社の商標もしくは登録商標です。
2016年7月26日
掲載