情報セキュリティ

適合ラベルの利用ガイダンス

IoT製品ベンダーは、適合ラベルが交付されたIoT製品のプロモーション等のために、利用ガイダンスに規定された条件の下で、パッケージ、マニュアル、パンフレット、Webサイト等に適合ラベルを記載・添付・使用することができます。
なお、適合ラベルを使用せずに適合ラベルを取得していることをプロモーションする場合にも、利用ガイダンスに規定された条件に従う必要がありますので、ご注意ください。

適合ラベルを記載・添付・使用する場合の利用ガイダンス

  • 適合ラベルの著作権は、機構が保有することに留意してください。
  • 適合ラベルの利用に関する独占的な権利は機構が保有します。
  • 以下の1.〜6.に定める利用条件の下で、適合ラベルが交付されたIoT製品に対してのみ、適合ラベルを当該IoT機器筐体への貼付、同梱される取扱説明書への記載、マニュアル等への記載のほか、当該IoT製品のプロモーションのためのポスター、パンフレット、Webサイト、プレスリリース、文書、スライド等に無償で使用することができます。
  1. 当該IoT製品の品質・安全性を担保証明する、又は保証すると誤認させるような、事実と異なる表示や説明を行わないこと。例えば、以下のようなものが該当する (これに限らない)。
    • 当該IoT製品が完全なセキュリティを提供している。
    • 当該IoT製品には脆弱性がないことが確認された。
    • 当該IoT製品は公的なお墨付きを得ている。
    • 当該IoT製品はどんな利用環境でも安全に利用できる。
  2. 本制度又は適合ラベルの説明を記載する場合は、以下の例のようにその意義を誤解なく伝える記載とすること。
    • 適合ラベルが「セキュリティ要件適合評価及びラベリング制度 (JC-STAR制度)」の定めに従って交付されたことを示す。
    • 適合ラベルは定められた適合基準への適合を示す。
    • IoT製品が予め具備するセキュリティ機能として満たしてほしい水準にあることを確認できる。
    • 完全・完璧なセキュリティが確保されていることを保証するものではない。
  3. 適合ラベルが失効、又は付与が取消されていないこと。
  4. 適合ラベルが失効、又は交付が取消された時点で、当該適合ラベルを使用している場合はその利用を中止すること。特に、Webサイトでの製品紹介や電子パンフレットなど、電子的手段によるプロモーションでの利用は速やかに止めること。ただし、すでに製造・出荷された製品や印刷済のパンフレット等については回収を強要するものではない。
  5. 適合ラベルの使用は、判読可能な範囲内で単純に拡大・縮小する態様での使用に限る。縦横の比率を変更しての拡大縮小、規定以外の色の使用、反転、回転、変形、一部分を隠したり他のマーク等と結合・重合せ等、適合ラベルとしての統一性・独立性・視認性を損なう恐れのある加工・変更を行っていないこと。
  6. その他、本制度又は適合ラベルの信頼性を毀損するような使い方をしないこと。

利用条件のいずれかに違反していることを確認した場合、是正措置を指示しますので、指定された期間内に是正を行ってください。是正が行われなかった場合、適合ラベルの交付を取消します。

適合ラベルを使用せずに適合ラベル取得をプロモーションする場合の利用ガイダンス

以下の1.〜8.に定める利用条件の下で、適合ラベルが交付されたIoT製品(製品情報ページにて掲載されている製品型番に限る)に対してのみ、適合ラベルを取得していることをプロモーションのためにポスター、パンフレット、Webサイト、プレスリリース、文書、スライド等に記載することができます。

  1. 当該IoT製品の適合ラベル又は登録番号が確認できる情報を掲載すること。例:登録番号の明記、適合ラベルの掲載場所の紹介、適合ラベルが掲載された当該IoT製品サイトのURLなど。
  2. 適合ラベルが交付されていないIoT製品に対して、適合ラベルを取得しているかのようなプロモーションを行わないこと。例えば、“適合ラベルを取得している”、“適合ラベルを取得製品と同等品”など、誤認を与える(可能性がある場合を含む)説明を行わないこと。
  3. 適合ラベルが交付されたIoT製品がどれかが誤解なく伝わるようにプロモーションを行うこと。特に、適合ラベルが交付されたIoT製品と交付されていないIoT製品が並んでいるプロモーションが行われている場合には、それらが混同しないような対策を取ること。
  4. 当該IoT製品の品質・安全性を担保証明する、又は保証すると誤認させるような、事実と異なるプロモーションを行わないこと。例えば、以下のようなものが該当する (これに限らない)。
    • 当該IoT製品が完全なセキュリティを提供している。
    • 当該IoT製品には脆弱性がないことが確認された。
    • 当該IoT製品は公的なお墨付きを得ている。
    • 当該IoT製品はどんな利用環境でも安全に利用できる。
  5. 本制度又は適合ラベルの説明を記載する場合は、以下の例のようにその意義を誤解なく伝わるようにプロモーションを行うこと。
    • 適合ラベルが「セキュリティ要件適合評価及びラベリング制度 (JC-STAR制度)」の定めに従って交付されたことを示す。
    • 適合ラベルは定められた適合基準への適合を示す。
    • IoT製品が予め具備するセキュリティ機能として満たしてほしい水準にあることを確認できる。
    • 完全・完璧なセキュリティが確保されていることを保証するものではない。
  6. 適合ラベルが失効、又は交付が取消されていないこと。
  7. 適合ラベルが失効、又は交付が取消された時点で、プロモーションを中止すること。特に、Webサイトでの製品紹介や電子パンフレットなど、電子的手段によるプロモーションでの利用は速やかに止めること。
  8. その他、本制度又は適合ラベルの信頼性を毀損するような使い方をしないこと。

利用条件のいずれかに違反していることを確認した場合、是正措置を指示しますので、指定された期間内に是正を行ってください。是正が行われなかった場合、適合ラベルの付与を取消すことがあります。

JC-STARロゴの利用申請

「JC-STARロゴマーク」を利用されたい方はこちらをご覧ください。

更新履歴

  • 2025年5月13日

    利用ガイダンスを公開しました。

  • 2025年3月13日

    「適合ラベルを記載・添付・使用する場合の利用ガイダンス」について、追記しました。