情報セキュリティ

「サイバーセキュリティに関する総務大臣奨励賞」受賞について

最終更新日:2020年3月26日

産業サイバーセキュリティセンター

概要

このたび、IPA産業サイバーセキュリティセンター サイバー技術研究室室長の登 大遊がサイバーセキュリティ対応の現場において優れた功績を挙げたとして認められ、令和3年の「サイバーセキュリティに関する総務大臣奨励賞」を受賞しました。

  • サイバーセキュリティに関する総務大臣奨励賞トロフィー

「サイバーセキュリティに関する総務大臣奨励賞」 登 大遊

「サイバーセキュリティに関する総務大臣奨励賞」 登 大遊

総務省では、平成29年度より、サイバーセキュリティ対応の現場において優れた功績を挙げられ、今後も更なる活躍が期待される個人又は団体(チーム)を自薦又は他薦により募集し、その中から実績等を踏まえ、「サイバーセキュリティに関する総務大臣奨励賞」として表彰しています。

受賞者

登 大遊(IPA産業サイバーセキュリティセンター サイバー技術研究室室長)

<略歴>

  • 2003年に筑波大学入学後、IPAの「未踏ソフトウェア創造事業 未踏ユース部門」に採択され VPN ソフトウェア「SoftEther」を開発。
  • IPAによるスーパークリエータ/天才プログラマー認定取得。
  • 2004年に筑波大学発ベンチャー「ソフトイーサ株式会社」を設立。
  • 2017年よりIPA産業サイバーセキュリティセンターでサイバーセキュリティに関する業務に従事。
  • 2020年よりNTT東日本に特殊局員として入社。

授賞理由となった業績

遠隔地にある複数の LAN をつないで 1 つの VPN を構築できるソフトウェア「SoftEther VPN」を開発し、現在、世界中で 500 万以上のユーザが利用する独創性豊かなセキュリティ技術を世に生み出しました。 また、緊急的に簡単に利用できる「シン・テレワークシステム」の開発を主導しました。更に、同システムの技術を元にした「自治体テレワークシステム for LGWAN」の開発にも参画し、このシステムは、現在、460 団体以上が運用するなど、地方公共団体の先進的なテレワーク環境の整備とサイバーセキュリティの向上に大きく貢献しています。

お問い合わせ先

独立行政法人情報処理推進機構
産業サイバーセキュリティセンター