情報セキュリティ

電子政府推奨暗号の実装評価(2011年度)

最終更新日:2012年12月21日

独立行政法人情報処理推進機構
技術本部 セキュリティセンター

電子政府システムの安全性・信頼性を確保するためには、十分な安全性と実装性能を有する暗号技術の選択・利用が必要です。この目的のために「電子政府推奨暗号リスト」が2003年2月に発表され、政府機関の情報セキュリティ対策のための統一管理基準(平成24年度版)では使用可能な場合には、リストに掲載された暗号を利用するように定めています。 電子政府推奨暗号リストは発表時に10年後の改訂が予定されており、IPAが独立行政法人情報通信研究機構(NICT)とともに事務局を務めるCRYPTRECでは2009年度から、改訂のための新規暗号の応募、事務局による暗号推薦、既存の掲載暗号を含むこれら暗号技術の評価を進めてきました。
今回の実装評価はこの改訂作業の一環として実施されたもので、サイドチャネル攻撃用標準評価ボードSASEBO-GII上のFPGAであるXilinx社製Virtex-5 LX50を評価環境として、新規応募暗号を含む技術分類である「128ビットブロック暗号」、「ストリーム暗号」、「メッセージ認証コード」に属する暗号技術を評価対象として実施しました。

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独立行政法人情報処理推進機構 セキュリティセンター

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更新履歴

  • 2012年12月21日

    評価報告書を更新しました。

  • 2012年12月11日

    掲載