社会・産業のデジタル変革
IPAでは、Software-Defined Societyの実現に向けて、普及啓発活動、国内外の動向調査、ならびにオープンソースやモデリング、AIといったソフトウェアを効率的かつ高品質に整備するための手法の確立と普及に取り組んでいます。
近年、SDV(Software-Defined Vehicle)に代表されるように、ハードウェアを制御するソフトウェアを継続的に更新し、不確実性や変化するニーズに柔軟かつ俊敏に対応する「Software-Defined」という考え方が、さまざまな分野で注目を集めています。現代は「VUCA(変動性・不確実性・複雑性・曖昧性)の時代」とされ、予測困難な状況に迅速かつ柔軟に対応するための「アジリティ(機敏性)」の重要性が、ますます高まっています。
このアジリティを支える基盤となるのが「Software-Defined」の思想であり、これを社会全体に適用したものが「Software-Defined Society」です。Software-Defined Societyが実現された社会では、ソフトウェアを活用してAIなどの先端技術を迅速に導入し、製品やサービスの価値を高めるとともに、大量のデータを収集・蓄積し、それをAIが分析することで、人間の知見を超える迅速かつ的確な意思決定が可能になります。
目指すべき未来像からのバックキャスト・道筋の検討(バックキャストアプローチ)と、現状のレガシーシステムを取り巻く要因の可視化、多角的な分析、対処法の検討(ボトムアップアプローチ)を、以下の2つの委員会で実施しています。
本委員会では、ソフトウェアがもたらす価値を最大化する観点から産業界の目指すべき姿を指し示し、産業競争力の強化と社会の持続的発展を実現するために、従来の枠組みにとらわれない大胆な発想に立って改革を推進します。
本委員会では、業種ごとのレガシーシステムの現状と課題および横断的な課題を明らかにし、対応策の検討を行います。
ソフトウェア開発に関する国際動向やアンケート調査のほか、ソフトウェア開発の定量データの収集、分析結果などを公開しています。
Japan Open Source Hubは、オープンソースの価値をひらき、つながり、育てるための入り口です。
OSSに触れるのが初めての方も、導入を進める方も、次の一歩を見つけてください。
近年、エッジコンピューティング・エッジAI技術の利用が進むIoTシステムにおいて、クラウド・エッジ・IoTをシームレスに連携させる「Cloud-Edge-IoT連携(Cloud-Edge-IoT continuum)」の技術が注目されています。本ページでは、Cloud-Edge-IoT連携に関する情報提供を行います。
システム開発のためのガイドライン類です。