社会・産業のデジタル変革
公開日:2023年10月17日
最終更新日:2023年10月30日
独立行政法人情報処理推進機構
デジタル基盤センター
IPAでは国内におけるデータスペースの普及と推進を目的とし、支援に取り組んでいます。
データスペースとは、国境や分野の壁を越えた新しい経済空間、社会活動の空間のことで、近年主に欧州で注目されている概念です。
国、組織を超えてデータを連携できるルールや仕組みを整備し、これまで以上に「多種多様」で「信頼性のある」大量のデータを利用できるようにすることで、新しいサービスの創出や、既存サービスの高度化を目指すことを目的としています。
データスペースの特徴は、データ提供元がデータの権利を保持し続ける「データ主権」、共通のデジタル基盤を利用することで誰もがデータを活用することが可能な「公平性」、データ提供元と相互に信頼性を確保した上でのデータ転送/アクセス可能な「相互運用性」などが挙げられます。
データ共有が必要な理由には、「攻めの観点」と「守りの観点」があります。
「攻めの観点」は、異業種のデータを活用するような「新ビジネス展開」や新たな視点で分析する「課題解決」があげられます。
「守りの観点」は、国際ルールに準拠する必要性がある「規制対応」や日本以外がデータスペースを活用して取り残されないための「孤立防止」があげられます。
これからデータスペースについて知りたい方に向けて、スライド・FAQ・用語集の形で情報をご提供しています。
データスペース入門
データスペース入門は、これからデータスペースについて知りたい方に向けて、データスペースの概要やそれに関連した組織体制、コネクタ、事例などの大まかな内容を紹介した資料です。
当該ページの内容は、完全性、正確性を保証するものではなく、今後予告なく大幅に加筆・修正する可能性があります。
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IPA デジタル基盤センター
デジタルエンジニアリング部 データスペースグループ
2023年10月30日
「データスペース入門 FAQ」、「データスペース入門 用語集」の誤記を修正し、ファイルを差し替えました。
2023年10月17日
本ページの公開、及び「データスペース入門」「データスペース入門 FAQ」「データスペース入門 用語集」の公開。