社会・産業のデジタル変革
インキュベーションラボは、社会全体のアーキテクチャ設計につながるアイデア(テーマ)を民間企業等から募集する枠組みです(図1)。
例えば、「業界横断で協調して取り組むべき新しいプラットフォームのアイデアがあるが、コネクションがない」、「解きたい課題があるが、たくさんのステークホルダーが関わりとても複雑で、多種多様な専門家を集めないと解決は難しい」、「国や自治体とも協力して、制度・ルールの見直しも視野にいれて取り組む必要があり、一企業だけでは対応できない」、こんな課題を持ったテーマを対象にしています。
外部有識者審査で有望と判定されたテーマの提案者は、6ヶ月を目安に、DADCを拠点にその中立的な立場を活用して産官学の専門家と連携し、アーキテクチャ設計に向けた準備・設計の試行を行います(図2)。
活動の結果が、優れたアイデアであると外部有識者審査で判定された場合、正式に社会のアーキテクチャ設計を行うプロジェクトとして、活動に賛同するステークホルダーを集め、関係省庁や事業者団体とも連携し、協調領域の構築を目指して活動します。
事業者単独では解決困難なテーマについて、産官学の多様な組織・機関・専門家と連携してそのテーマに取り組む意義を明確にし、実現に向けた取り組み・方向性を整理します。
アーキテクチャ設計の専門的支援や、中立的な立場から産官学の知や多種多様な専門家と繋がる機会を得ることができます。
インキュベーションラボのテーマ選定では、DADCの特徴である、(A)サイバー・フィジカルの融合(CPS)、(B)異分野連携、(C)制度やルールを含むガバナンス改革、を含む下記の視点で評価します。
Society5.0 の実現に寄与し、分野横断的かつ社会的課題に対するソリューションとしての展開が見込めるような、CPSを前提とした生活や産業の新たな基盤に関する課題・テーマであること
市場の国際化が加速し、我が国産業の競争力の強化あるいは産業構造の再定義が必要とされている分野であること
複数の規制当局や既存、新規の産業界のプレーヤー、コアとなるユーザー等のステークホルダー及びそれぞれの考え方の多様性が高く、アーキテクチャの設計により課題の解決が見込めるもの
ルール・規制の再設計や社会のガバナンスの再定義等も解決手段として想定されること
活動状況および成果資料等 |
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本件に関するご意見・お問い合わせは以下の連絡先へお寄せください。
IPAデジタルアーキテクチャ・デザインセンター インキュベーションラボ運営事務局
2022年10月31日
2022年9月14日
2022年7月27日
2022年6月17日
2022年5月31日
2022年5月30日
2022年4月28日
2022年4月25日
2022年4月22日
2022年3月30日