社会・産業のデジタル変革
公開日:2023年12月6日
最終更新日:2024年1月23日
独立行政法人情報処理推進機構
デジタル基盤センター
アンケートは終了しました。ご協力ありがとうございました。
以下のページにて、アンケート調査結果を公開しています。
Software Is Eating the Worldといわれるようにソフトウェアが国や企業の競争力の源泉となり、すでにIT産業だけの課題でなく、産業界全体の競争力に影響を与える深刻な問題になってきています。
海外のソフトウェア開発では、AIによる様々な取り組みが行われている一方、我が国のソフトウェア開発は人月やSLOCという古い考え方や方法論から抜け出せない状況が続いており喫緊の取り組みが必要な状況です。
そこで、IPAはこれまで行ってきたソフトウェア開発関連の調査を抜本的に見直し、世界の最新動向と照らし合わせながら、最先端のソフトウェア関連政策を検討していくこととしました。
本調査は、本格検討をするための基礎調査として位置づけ、国際的な視点からまずは大枠での課題を洗い出し、2024年以降「ソフトウェア産業調査(仮称)」として本格調査に拡大するための基礎資料といたします。
また、調査結果は匿名化した上で、可能な限りオープンデータ化して公表し、企業の皆様にもフィードバックを行っていきます。データ分析により経営戦略、技術戦略の基礎データになると考えています。
業界団体や企業、エンジニアの皆様とともに、我が国のソフトウェア開発力強化に取り組むスタートラインにしたいと考えております。調査回答時間は15分から20分程度を見込んでおります。何卒本アンケートへのご理解とご協力をお願いいたします。
社会全体の動きが高速化し、AI活用などソフトウェア開発技術の環境が変化している中で、ソフトウェアの包含する範囲が広がっています。
今回の調査は、システム開発を中心に企業内の事業推進のために利用するシステムから、機器に組み込むソフトウェア、Edgeサービスまでも対象範囲とし、日本のソフトウェア開発の実態を把握します。
調査対象範囲
顕在化しているソフトウェアエンジニアリングへのニーズ
ソフトウェアエンジニアリングに関する研究は欧米が先行しており、この後に行う海外調査の検討のためにも利用します。
世界の研究所で着目しているトピック
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世界のトレンド予測等で着目しているトピック
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AI、グラフ技術、自動化/ロボティックス、オントロジ、アーキテクチャ、プログラミング言語、オープンソース、クラウド、コンポーネント/ソフトウェア工場、技術スタックテンプレート、トランスフォーメーションプロセス(脚注1)
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クラウド、AI、自動化の先進アルゴリズム、ローコード、オープンソース、Fintech、3D&AR&VR、新プログラミング言語、CI/CD、DevOps、ブロックチェーン、サイバーセキュリティ、プライバシー、レジリエンス、グリーンコンピューティング、マーケット投入時間、技術負債への対応、人材(脚注2)
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上記を通じ、ソフトウェア開発政策・支援策を適切に行うことにより、日本のソフトウェア開発力強化を進めていきます。
本アンケートには外部サービス(サイボウズ社のkintoneおよびプラグインであるトヨクモ社のFormBridge)を利用しています。
kintoneおよびFormBridgeのセキュリティ対策については、以下のページをご確認ください。
下記、ソフトウェアに関わる立場に応じて回答してください。
開発、構築、運用の外部委託、自前での実施の違いは問いません
エンタープライズ系/組込み系の違いは問いません
ご回答期限 2024年1月10日(水曜日)
IPA デジタル基盤センター デジタルエンジニアリング部
ソフトウェアエンジニアリンググループ
担当:五味、松田、田代
2024年1月23日
アンケート終了のお知らせを掲載