社会・産業のデジタル変革

AI利活用のための人材育成

公開日:2023年12月20日

独立行政法人情報処理推進機構
デジタル基盤センター

AIを推進する上で多くの企業が直面する課題が人材です。AI自体を開発する人材だけでなく、AIを活用してサービスを提供する人材、業務の中でAIを使いこなす人材が不足しています。AIを利活用するためのスキルの定義や教材の情報提供、先進人材の育成に取り組んでいます。

デジタルスキル標準、情報処理技術者試験等の取り組み

経済産業省では2023年6月から、有識者で構成する「デジタル時代の人材政策に関する検討会」にて生成AIがデジタル人材育成に与える影響について議論を進め、「生成AI時代のDX推進に必要な人材・スキルの考え方」を本年8月に公表しました。IPAはこの議論と連携し、⽣成AI時代のDX推進には⽣成AIを効果的かつ安全に利用するスキルが求められることを踏まえ、デジタルスキル標準(DSS)およびITパスポート試験のシラバスについて生成AIの記載を追加する改訂を行いました。

8月の改訂

関連リンク

教材の情報提供の取り組み

AIを利活用する人材の育成のため、AI、機械学習、ディープラーニング等に関し180以上のコース情報(2023年12月1日時点)を提供しています。

未踏事業の取り組み

イノベーション人材を育成する未踏事業では、AIに関連したプロジェクトが多数行われています。2023年度は、若手を育成する未踏IT人材発掘・育成事業で9件、事業化を目指す未踏アドバンスト事業で11件、先進領域に取り組む未踏ターゲット事業で5件のプロジェクトが推進されています。

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