デジタルスキル標準(DSS)策定の背景・目的
公開日:2022年12月21日
最終更新日:2026年7月9日
【2026年4月の改訂】デジタルスキル標準 ver.2.0の公開
経済産業省と独立行政法人情報処理推進機構(IPA、理事長:齊藤裕)は、個人の学習及び企業の人材確保・育成の指針として「デジタルスキル標準(DSS)」を策定しています。AX(AIトランスフォーメーション)の進展やそれに伴うデータ活用の重要性などに鑑みてデータマネジメントに関する改訂などを行い、2026年4月にデジタルスキル標準バージョン2.0(DSSver.2.0)を公表しました。
デジタルスキル標準策定の背景・目的
企業がDXを実現するには、企業全体として変革への受容性を高める必要があり、企業に所属する一人ひとりがDXの素養を持っている状態、すなわちDXに理解・関心を持ち自分事としてとらえている状態を実現することが不可欠です。さらに、実際に企業がDX戦略を推進するには、関連する専門性をもった人材が活躍することが重要となります。このDX推進における人材の重要性を踏まえ、個人の学習や企業の人材確保・育成の指針として、以下の2種類からなる「デジタルスキル標準(DSS)」を策定しました。
- DXリテラシー標準(DSS-L):全てのビジネスパーソンが身につけるべきスキルの標準
- DX推進スキル標準(DSS-P):DXを推進する人材の役割や習得すべきスキルの標準
デジタルスキル標準 改訂の考え方
新しい技術の登場や普及、産業構造の変化、政府方針等のDXに影響を及ぼす出来事に対し、短期・中長期的なインパクトの見通し、既存デジタルスキル標準との整合性、利用者への影響、及びデジタルスキル標準の利用者のフィードバック等を考慮し、関係省庁や様々な民間プレイヤー(教育事業者等)の関与を得ながら、全ビジネスパーソンが身に着けるべきスキル・リテラシーや、DXを推進する人材の役割や習得すべきスキルの標準を見直し続けます。
「デジタルスキル標準」のダウンロード
デジタルスキル標準の関連資料は以下のページからダウンロードできます。
よくあるご質問(FAQ)
- 皆様から多く寄せられるお問い合わせについて、FAQ形式でご案内しています。
お問い合わせの前にご確認ください。
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Q1デジタルスキル標準(DSS)とITスキル標準(ITSS)・ITSS+・情報システムユーザースキル標準(UISS)の違いは何ですか?
A1DSSは、全てのビジネスパーソンを対象とした「DXリテラシー標準(DSS-L)」と、DXを推進する人材を対象とした「DX推進スキル標準(DSS-P)」で構成されており、IT技術者だけでなく非IT職も対象です。
一方、ITSSはIT技術者育成の指標、ITSS+はIT技術者のリスキリング、UISSはユーザ企業における情報システム担当者育成の標準です。 -
Q2DSSは最新のデジタル環境に基づく標準で、ITSS群は古い概念という理解でよいですか?
A2DSSはDX推進を念頭に置いて策定された最新の標準であり、ITSS群はIT技術者育成の歴史ある標準です。
新旧の差だけでなく、目的や対象の違いを踏まえてご活用ください。 -
Q3DSSとITSS群では、スキルレベルの評価方法にどのような違いがありますか?
A3ITSS群はレベル1~7など詳細な段階評価を設けています。
DSS-PはITSS+レベル4相当のスキル水準を想定していますが、独自の詳細なレベル評価指標は用意していません。 -
Q4DSS-Pの各スキル項目における到達目安(達成基準)の一覧はありますか?
A4現状、DSS-Pには業種・職種を問わず汎用的に適用できるよう、統一的な達成基準一覧は設けておりません。
各スキル項目には「学習項目例」を提示していますので、貴社の事業特性や育成方針に合わせ、必要な項目を選定のうえ、独自の評価指標を策定されることをおすすめします。 -
Q5DSSはITSS+のレベル4に相当すると伺いましたが、具体的な対応関係を教えてください。
A5DSS-Pは、ITSS+のレベル4(独力遂行かつ後進育成が可能なレベル)とほぼ同等のスキル水準を想定しています。
ただし、両者は別体系の標準であり、項目同士が一対一で対応するものではありません。レベル感の目安としてご理解ください。 -
Q6-1ITパスポート試験合格者は、DSS-Lを満たした人材と言えますか?
A6-1ITパスポート試験はDXリテラシーの基礎知識習得に有効ですが、合格のみでDSS-Lの全要件を網羅したとは断言できません。
実務経験や継続的な学習も併せて重視してください。 -
Q6-2情報セキュリティマネジメント試験についても同様でしょうか?
A6-2はい。
情報セキュリティマネジメント試験も、ITパスポート試験同様、DSS-Lの基礎習得に資する試験ではありますが、合格だけで標準全体を満たすわけではありません。 -
Q7DSS-LとITSSの関係性を教えてください。
A7DSS-Lは、全てのビジネスパーソンを対象にDX推進に必要な知識・スキル・マインドを体系化したもので、構成要素は「Why」「What」「How」「マインド・スタンス」です。
一方、ITSSはIT専門職向けの職種別・専門分野別スキル標準であり、対象とする領域が異なります。 -
Q8DSS-Lの「What」「How」に含まれる「データ・デジタル技術の理解・活用能力」を、自社の制度において「ITリテラシー」と定義しても問題ありませんか?
A8データやデジタル技術に関する理解・活用はDXリテラシーの重要要素です。
貴社の制度目的に照らし合わせて適切であれば、問題なくご活用いただけます。 -
Q9DSSの導入事例はありますか?
A9DSS活用事例集を公開しています。以下URLよりご参照ください。
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Q10DSSに基づく効果測定用フォーマット(チェックシート等)はありますか?
A10当機構ではご用意していませんが、DSSをベースにしたツールを公開している民間企業もあるようです。
また、IPA運営の「マナビDX」ポータルサイトでは、DSSに準拠した講座情報をご覧いただけます。 -
Q11経済産業省の「第四次産業革命スキル習得講座」認定申請に際し、当社オンライン講座がDSS-Pのどのロールに該当するかを教えていただけますか?
A11認定申請に関する具体的なご質問は、経済産業省の窓口へお問い合わせください。
- 問い合わせ先:「第四次産業革命スキル習得講座認定申請受付担当」
- メール:bzl-reskill-shinsei-uketsuke@meti.go.jp
- 第四次産業革命スキル習得講座認定制度
お問い合わせ先
デジタルスキル標準 事務局
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E-mail

更新履歴
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2026年2月13日
「デジタルスキル標準(DSS)FAQ」を公開
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2026年1月27日
よくあるご質問(FAQ)を掲載
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2024年7月8日
デジタルスキル標準(DX推進スキル標準)にビジネスアーキテクトに関する補記、生成AIに関する補記などを追加したver.1.2を公開
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2023年9月14日
デジタルスキル標準 ver.1.0(概要編)を公開
デジタルスキル標準 ver.1.0(概要編 英語版)を公開 -
2023年8月7日
デジタルスキル標準 改訂の考え方について追記
デジタルスキル標準(DXリテラシー標準)に生成AIに関連する記載を追加し、改訂 -
2023年7月11日
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