デジタル人材の育成

制度活用のメリット

最終更新日:2024年4月5日

登録セキスペに登録することは、登録者本人にとってのメリット、その所属組織にとってのメリット(ITベンダーまたはユーザ企業・組織)があります。

登録者本人のメリット

個人のメリットイメージ

登録セキスペ本人は、毎年の講習による知識の最新化や、実践講習などの場での登録セキスペ同士のつながりなどで、継続的に知識・スキルを身に付けられるというメリットがあります。

経済産業省が策定した「情報セキュリティサービス基準」の専門性を満たす資格

「情報セキュリティサービス基準」は、経済産業省のサイバーセキュリティ政策として策定された、情報セキュリティサービスに関する一定の技術要件及び品質管理要件を示すものです。
情報セキュリティサービスの提供にあたり、専門性を有する者の在籍状況を技術要件としていますが、「脆弱性診断サービス」、「デジタルフォレンジックサービス」及び「セキュリティ監視・運用サービス」の提供に必要な専門性を満たす資格として、登録セキスペが挙げられてます。

「PCI DSS」の監査人に対する資格要件に登録セキスペが追加

「PCI DSS」は、加盟店やサービスプロバイダにおいて、クレジットカード会員データを安全に取り扱う事を目的として策定された、クレジットカード業界のセキュリティ基準です。2020年2月に PCI DSSの監査人に対する資格要件の一つに、登録セキスペが追加されました。詳細はPCI Security Standards Council公式サイトをご覧ください。

情報セキュリティ監査人の業務に携わるための優遇制度

情報セキュリティ監査人の業務に携わるための資格取得において登録セキスペが優遇される制度があります。詳細は日本セキュリティ監査協会(高度情報セキュリティ資格特例制度)ウェブサイトをご覧ください。

さらに、登録セキスペは国家資格であるため、取得することで専門家としての信頼を客観的に示すことができ、これにより活躍の場が広がることが期待できます。

もちろん、セキュアな社会実現に貢献しているという社会的評価が得られることもメリットと考えられるでしょう。