情報セキュリティ

「2021年度 産業界が求めるプラス・セキュリティに関する調査」報告書について

公開日:2025年7月18日

独立行政法人情報処理推進機構
セキュリティセンター

事業概要

近年、情報セキュリティ対策が強固とはいえない中小企業を対象にサイバー攻撃やそれに起因する大企業等への被害が顕在化してきており、大企業のみならずサプライチェーンを構成する地域の中小企業であっても、サイバー攻撃の脅威にさらされている実情が明らかになっている。

そこで、産業界が一体となって中小企業を含むサプライチェーン全体でのサイバーセキュリティ対策の推進運動を進めていくことを目的とした「サプライチェーン・サイバーセキュリティ・コンソーシアム(SC3)」が2020年11月1日に設立され、独立行政法人情報処理推進機構(以下「IPA」という。)が、SC3の事務局を担っている。

SC3は、特定課題を扱うものとして、サプライチェーンにおけるサイバーセキュリティの強化のために産学官が連携して実施すべき取組みについて検討・推進することを目的とした「産学官連携ワーキンググループ(以下「産学官連携WG」という。2021年9月8日設立。)を設置している。産学官連携WGでは、セキュリティ人材の育成・活躍促進についての議論が予定されている。この点、セキュリティ対策を本務とするセキュリティ専門人材に加え、セキュリティ対策を本務としないが、自らの業務遂行にあたってセキュリティを意識し、必要かつ十分なセキュリティ対策を実現できる能力を身につけるプラス・セキュリティの取組についても議論が予定されている。

本調査は、特にプラス・セキュリティに着目し、産業界が求めるプラス・セキュリティの素養を調査し整理することを目的とするものであり、調査仕様には産学官連携WGの意見を取り入れ、また調査結果は、産学官連携WGに提供し、産学官の情報共有やセキュリティ人材の育成・活躍促進の具体的な取組の検討等に向けた議論に供するものとする。

報告書のダウンロード

お問い合わせ先

IPA セキュリティセンター 普及啓発・振興部 普及啓発グループ

  • E-mail

    isec-pr-nwアットマークipa.go.jp

更新履歴

  • 2025年7月18日

    ページを公開