情報セキュリティ
公開日:2023年12月21日
独立行政法人情報処理推進機構
セキュリティセンター
多くの人が年末年始の長期休暇を取得する時期を迎えるにあたり、IPAが公開している長期休暇における情報セキュリティ対策をご案内します。
長期休暇の時期は、システム管理者が長期間不在になる等、いつもとは違う状況になりがちです。このような状況でセキュリティインシデントが発生した場合は、対応に遅れが生じたり、想定していなかった事象へと発展したりすることにより、思わぬ被害が発生したり、長期休暇後の業務継続に影響が及ぶ可能性があります。
これらのような事態とならないよう、(1)個人の利用者、(2)企業や組織の利用者、(3)企業や組織の管理者、のそれぞれの対象者に対して取るべき対策をまとめています。また、長期休暇に限らず、日常的に行うべき情報セキュリティ対策も公開しています。
※上記リンク先において、対象者毎に参照すべき範囲は以下のとおりです。
(1)個人の利用者 :個人向けの対策(3.)
(2)企業や組織の利用者:個人及び企業・組織のシステム利用者向けの対策(2-2. / 3.)
(3)企業や組織の管理者:個人、企業・組織のシステム利用者及び管理者向けの対策(2-1. / 2-2. / 3.)
被害に遭わないためにもこれらの対策の実施をお願いします。
被害に遭わないためにもこれらの対策の実施をお願いします。
【企業や組織の方々へ】
企業や組織のネットワークとインターネットとの境界に設置されるセキュリティ製品の脆弱性を悪用する攻撃が継続して確認されています。本件に関連する対策情報として、2023年5月に経済産業省より「ASM(Attack Surface Management)導入ガイダンス」が公開され、また8月にはIPAからネットワーク貫通型攻撃、10月にはオンラインストレージの脆弱性に関する注意喚起を行っております。現状ではランサムウェア攻撃のみならずネットワーク貫通型攻撃に関連する脅威が持続しており、昨今の国際情勢も踏まえ留意が必要と考えられる状況となっています。また、標的型攻撃メールを用いた攻撃も継続していることから、従来対策及び本件の追加的対策の双方が必要といえます。
以下のページも参考に、日々の確認および平時の備えなどの対策について再度確認をしてください。
2023年12月21日
掲載