情報セキュリティ
公開日:2026年3月31日
独立行政法人情報処理推進機構
セキュリティセンター
昨今、多くの組織でAIの利用が事業活動に生かされつつあるなか、ソフトウェアの利用のされ方はより多様になってきています。
一方で、ソフトウェアの脆弱性を悪用するサイバー攻撃は増え続けており、万が一、被害に遭ってしまった場合、その影響は自組織内にとどまらず、より広範に及ぶ可能性があります。
そこで今回、ソフトウェアの脆弱性に起因するサイバー攻撃の被害を最小限に抑えられるよう、ソフトウェアを開発する「製品開発者」と、ソフトウェアを利用する「製品利用者」を対象としたガイドを作成・公開しました。

製品開発者向けガイドでは、製品開発者が実施すべき脆弱性対処とその開示方法を掲載しています。実施すべき対処は段階的に示しているため、リソースに限りのある製品開発者においても、可能なところから取り組めるよう構成しています。
なお、本ガイドは、2020年に公開している「脆弱性対処に向けた製品開発者向けガイド」(参考資料参照)を基に作成しました。同ガイドは一般消費者向け製品の製品開発者向けとして、引き続き公開していますので、併せてご参照ください。
主に不特定または多数の製品利用者が利用するようなインターネット等のネットワークに接続する以下のような製品
特定の製品利用者向けに、受託開発されたソフトウェアについては対象外。
対象製品に関する製品開発者を想定しています。

製品利用者向けガイドでは、製品利用者が実施すべき脆弱性対処を掲載しています。脆弱性対処のうち、人材・プロセス・技術の整備や方針・体制については、組織のリソースに応じて実施できるよう段階的に示しており、可能なところから着手できるよう構成しています。
本来、脆弱性対処はシステム・サービスのライフサイクル全体を通じた網羅的な実施が望ましいものです。
しかし、最初からすべてを行うのはハードルが高い場合もあります。まずは自組織の状況に合わせて「どこから始められるか」を検討し、脆弱性対処の第一歩を踏み出す際の参考としてご活用ください。
ソフトウェアやソフトウェアを含めて構築されるシステム・サービスを利用している組織のうち、比較的中規模から大規模の組織におけるCSIRT、IT・セキュリティ部門の脆弱性担当者、情報システム部門のセキュリティ担当者等を想定しています。
IPA セキュリティセンター

2026年3月31日
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