情報セキュリティ
解説1 サイバー攻撃による企業活動への影響
公開日:2026年4月28日
サイバー攻撃の傾向と企業への影響
サイバー攻撃は、金銭の詐取等の直接的な被害だけでなく、インシデントにより株価・純利益が下落・減少するといった間接的な被害も与えている。
ランサムウェア感染等のサイバー攻撃による 直接的な被害を受けた企業の件数が増加(注釈1)
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図1-1.1 国内におけるランサムウェアによる被害件数(2021~2022年)
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注釈1
- インシデントによる株価・純利益への影響(注釈2)
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日本国内でインシデントに関する適時開示を行った企業では、
- 株価は平均10%下落
- 純利益は平均21%減少
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注釈2
多様化し破壊力を増すサイバー攻撃
サイバー攻撃の手法は多様化し、情報漏えいだけでなく、業務停止をも引き起こしている。
- 事例1:サイバー攻撃による決算発表の延期
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大手食品メーカーでマルウェア感染によるシステム障害が発生した結果、四半期報告書の公表について2ヶ月以上の延期を余儀なくされた。
- 事例2:サプライチェーンの部品仕入先のマルウェア感染で委託元の工場が生産停止
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部品仕入先の社内ネットワークがランサムウェアに感染し、データが暗号化されてしまったことで、委託元の大手自動車製造メーカーが国内の全工場の生産を停止した。
サイバー攻撃の標的はサプライチェーン全体へ
企業を攻撃するための侵入口として、サイバーセキュリティ対策が進んでいない系列企業やビジネスパートナーを標的とするサイバー攻撃も見られる。サプライチェーン全体で脆弱点をなくすように、サイバーセキュリティ対策を推進する必要がある。
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2026年4月28日
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