情報セキュリティ
公開日:2026年4月28日
e社では、既に製造部門がIoT機器を一部業務に活用しており、今後も積極的な活用を検討している。しかし、IoT機器導入に際しての明確なセキュリティ検討体制がない点が、内部監査で指摘された。
|
業種
|
製造業
|
|
|---|---|---|
|
規模
|
1,000人
|
|
|
管理
体制 |
CISOの有無
|
有(CIOが兼任)
|
|
専任のセキュリティ部署
|
無
|
|
|
サイバーセキュリティ
の主管部署 |
情報システム部門
|
|

e社では、ITを業務に利活用し、より効率的に業務を図るべく、製造部門が主導となり、一部業務にIoT機器が導入されている。
しかし、内部監査において、IoT機器の導入に際して、情報システム部門が十分に関与できていないことが問題として指摘された。
製造部門が使用する制御システムは、外部ネットワークとは切り離されているため、IoT機器もこれまでの制御システムと同様に導入していた。そのため、外部ネットワークとの接続を考慮したセキュリティ要件の検討が漏れている可能性があることが発覚した。

内部監査での指摘を踏まえ、e社は以下の対応を行った。

e社の情報システム部長は、IoT活用は自社が今後もビジネスで優位性を保つためには必須であると考えている。
一方で、IoT機器を導入することにより、これまでの”情報漏えいリスク”だけではなく、機器停止や誤作動等による”業務停止のリスク”や、最悪の場合には”人命に関わるリスク”を招きうる。
可用性や物理的な安全性も十分に考慮するためには、これまでと異なるアプローチや体制が必要だと考えている。
2026年4月28日
新規公開