情報セキュリティ

情報セキュリティ安心相談窓口の相談状況[2020年第2四半期(4月~6月)]

公開日:2020年7月21日

独立行政法人情報処理推進機構
セキュリティセンター

IPA情報セキュリティ安心相談窓口では、新型コロナウイルスの感染拡大防止と職員の安全確保を図るために、下記の期間において相談電話対応業務を停止していました。そのため当該期間中は電子メール、FAX、郵送による相談件数の統計になっていることをご了承ください。

  • 相談電話対応業務停止期間:2020年4月9日~2020年5月31日

1. 情報セキュリティ安心相談窓口の相談状況

1-1. 相談件数

今四半期の「情報セキュリティ安心相談窓口」における、相談員対応件数は1,770件でした。前四半期から約10.3%減となっています。

  • 図1-1:相談件数の推移

1-2. 主な手口における相談員の対応件数

(i) 「ウイルス検出の偽警告」に関する相談

ウイルスを検出したという偽警告で不安を煽り、電話をかけさせてサポート契約に誘導する「ウイルス検出の偽警告 (脚注1)」に関する相談が今四半期は394件寄せられました。
前四半期から約8.8%減となっています。

  • 図1-2:「ウイルス検出の偽警告」相談件数の推移

(ii) 「ワンクリック請求」に関する相談

今四半期は、パソコンとスマートフォンを合わせた「ワンクリック請求」に関する相談が前四半期から約19.3%減の46件寄せられました。

  • 図1-3:「ワンクリック請求」相談件数の推移

(iii) 「不正ログイン」に関する相談

今四半期は「不正ログイン (脚注2)」に関する相談が前四半期の約20.0%減の64件寄せられました。

  • 図1-4:「不正ログイン」相談件数の推移

(iv) 「宅配便業者をかたる偽SMS」に関する相談

今四半期は「宅配便業者をかたる偽SMS (脚注3)」に関する相談が前四半期の約7.2%減の375件寄せられました。

  • 図1-5:「宅配便業者をかたる偽SMS」相談件数の推移

(v) 「仮想通貨で金銭を要求する迷惑メール」に関する相談

今四半期は「仮想通貨で金銭を要求する迷惑メール (脚注4)」に関する相談が前四半期の約2.5%増の41件寄せられました。

  • 図1-6:「仮想通貨で金銭を要求する迷惑メール」相談件数の推移
  1. (脚注1)
  2. (脚注2)
    各種インターネットサービス(SNS、ショッピングサイト、クラウドサービス等)において、第三者にIDおよびパスワードを不正利用されたことに関する相談。
  3. (脚注3)
  4. (脚注4)

お問い合わせ先

独立行政法人情報処理推進機構 セキュリティセンター
情報セキュリティ安心相談窓口

更新履歴

  • 2020年7月21日

    掲載