社会・産業のデジタル変革

ブロックチェーンによる自己主権型アイデンティティの実現

公開日:2021年3月31日

最終更新日:2024年9月24日

独立行政法人情報処理推進機構
総務企画部 調査分析室
執筆:安田 央奈

概要

デジタルビジネスを推進する上で、データ分析を活用した業務改善や新しいサービスの実現が必要不可欠となっている。こうした中、顧客行動へのより深い洞察を実現するために、企業間でデータを流通させる仕組みの重要性が高まっている。一方、各国は情報漏洩などの問題に対し規制を強めており従来型の中央集権的な個人情報管理に代わる新たな仕組みへの模索がされている。
本レポートでは、中央集権型の個人情報管理の課題を解決する手法として、ブロックチェーンを活用した自己主権型アイデンティティに注目し、萌芽的事例などを通じて、個人起点の新しい個人情報管理の仕組みがデータ流通促進などに寄与することを示す。

目次

  • 1.中央集権型のデータ管理による問題
  • 2.萌芽事例から見る自己主権型アイデンティティの価値
  • 3.個人起点のデータ流通促進
  • 4.個人起点のデータ流通への備え

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更新履歴

  • 2024年9月24日

    構成変更のためURL変更
    2023年7月1日の組織改編に伴い、お問い合わせ先を更新

  • 2021年3月31日

    公開