社会・産業のデジタル変革
Japan Open Source Hubは、オープンソースの価値をひらき、つながり、育てるための入り口です。
OSS(オープンソースソフトウェア)に触れるのが初めての方も、導入を進める方も、ここから次の一歩を見つけてください。
現代のソフトウェアエンジニアリングは、アジリティの高い開発を可能にするためにビルディングブロック型のアーキテクチャへの移行が世界的に進んでいます。これは、複数の機能やサービスを部品(モジュール)として設計し、迅速に組み合わせることで、変化に強く、再利用可能なシステムを構築する開発手法です。
この変革を支える技術基盤こそがオープンソースソフトウェア(OSS)です。ビルディングブロックの多くはOSSとして開発・共有されており、モダンなシステム設計においてはOSSの活用なしに部品化や相互運用性を実現することは困難です。
しかし、OSSは単に「使う」だけでは本質的な価値を引き出すことができません。OSSは誰かが一方的に提供するものではなく、開発・改善・保守に参加することで初めて自分たちの要件に沿った部品として育てることができる「共創のインフラ」です。
IPAは日本社会全体のOSSへの参加力・活用力を底上げするための中核的な推進主体としての役割を果たします。日本社会が技術的自立を確立し、ソフトウェアエンジニアリングの変革(ソフトウェアモダナイゼーション)を推進するための技術基盤として、OSSを創造し、育て、支える文化の醸成・制度の設計・人材の育成などに寄与することが、私たちの使命です。
OSSに関わる主体は企業・行政機関・教育機関・開発者といったプレーヤー自身であり、IPAはその自律的な行動を後押しする伴走者の立場で機能します。
IPAがなぜOSSに取り組むのか、その背景、目的、推進体制、そして目指す社会像を紹介します。
OSSの仕組みや文化などを幅広く紹介し、初めての方でも一歩を踏み出せるよう支援します。
各国の政策動向やOSS支援策など、世界の行政機関主導のOSS戦略を紹介します。
(後日公開予定)
組織やプロジェクトでOSSを導入・活用するための実践的な情報を提供します。
(後日公開予定)
OSSを「再利用可能な部品」として活用し、開発・改善・保守に参加しながらシステムを組み立てていくための情報を提供します。
(後日公開予定)
IPA主催の勉強会やワークショップなどのイベント情報をまとめています。
OSSを実際に使い、育て、支えている現場の声を集めました。
(後日公開予定)