社会・産業のデジタル変革

契約・決済プロジェクト 成果物経過報告(2022年5月26日)

公開日:2022年5月26日

デジタルアーキテクチャ・デザインセンター

IPA(独立行政法人情報処理推進機構、理事長:富田達夫)は本日、「契約・決済プロジェクト成果物経過報告」を公開しました。

令和3(2021)年9月に発足したデジタル庁では、国民生活に密接に関連する分野について、くらしを変えるデータ連携を実現していくことを掲げています。 その中でも契約・決済は、「デジタル社会の実現に向けた重点計画」(令和3(2021)年6月18日閣議決定)や、令和3(2021)年9月6日(月曜日)に開催された第1回デジタル社会推進会議における重要な政策項目の一つとして挙げられています。

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は、令和3(2021)年10月に、情報処理の促進に関する法律(昭和45年法律第90号)に基づき、デジタル庁から、「企業間取引について、我が国においてデータ化され、リアルタイムで把握可能な電子商取引契約及び電子決済が取引金額の大半を占めるよう、電子インボイス標準、決済システム、事業者の本人確認システム(KYC)、受発注に関するシステムなど、運用及び管理を行う者が異なる複数の関連する情報処理システムの連携の仕組み(アーキテクチャ)を描くこと」について検討を依頼され、これを受けて、デジタルアーキテクチャ・デザインセンター(DADC)において「契約・決済アーキテクチャ検討会」を組織し、当該検討会の議論を踏まえ、アーキテクチャ設計を進めました。

この度、現在までの検討状況を踏まえ、「仮想的な次世代取引基盤構築に係るグリーンペーパー」、「リファレンスアーキテクチャ」、「ビジネス・ユースケース集」を作成し、デジタル庁に対して経過報告を実施するともに、資料を公開しました。また、成果物の主なポイントは「契約・決済プロジェクト 経過報告のポイント」のとおりです。

DADC契約・決済プロジェクトでは、今後も、関係省庁等において実施が予定される実証事業等との連携や、官民において実施されている企業間取引に関連する検討を踏まえつつ、具体的なアーキテクチャ設計に向け引き続き検討を実施します。

成果物経過報告

関連リンク

お問い合わせ先

本件に関するお問い合わせは以下の連絡先へお寄せください。

IPAデジタルアーキテクチャ・デザインセンター

  • E-mail

    dadc-infoアットマークipa.go.jp

更新履歴

  • 2022年5月26日

    契約・決済プロジェクト 成果物経過報告を公開しました。