デジタル人材の育成

ITSS+(プラス)IoTソリューション領域

公開日:2018年4月9日

最終更新日:2023年3月31日

「IoTソリューション領域」は、今回は主にITベンダーとして必要な技術要素や、開発プロセス等に焦点を当て、IoTソリューション開発でのロール(役割)定義や、各ロールにおけるタスクの特徴などについて説明しています。

定義したロール(役割)やタスク等は、従来のITスキル標準の名称と同じ部分もありますが定義内容は異なり、IoTソリューション特有のタスクや開発手法に対応したものです。

2018年に公開した際は、コスト削減や省力化(守りのIT)のためのスキルを定義しました。しかし、新たな顧客価値の創出(攻めのIT)のためのスキルの定義も必要となり改訂に至る事となりました。主な改訂ポイントは「ビジネス視点からのIoT技術の積極的な取り込み」です。更に「エッジコンピューティング設計と実装」も改訂ポイントです。「2021改訂版」では、IoTソリューション領域へのスキル変革の指針およびタスクリストの見直しを図りました。両方につき、変更記録(変更箇所を青字で表示など)をつけています。

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留意事項

新たなIT投資などで既にビジネスや技術を牽引し存分に活躍している企業や個人は、主たる利用者として想定していません。こうした企業や個人には、調達の場面等でのITスキル標準やITSS+への適合性の要求にとらわれることなく、実際の事業活動で高く評価されることが期待されます。

一般的に個々のスキルやタスクがどの程度網羅し適合しているかの診断で人材レベルを評価することは、教育訓練を効率的に行うためや、人材市場を俯瞰したスキル偏在の状況等を調査する手段として有用と考えられます。他方、人材の実際の活動等の価値を見ず、スキル等の網羅性を機械的に診断するだけの場合、運用次第ではプログラミング能力など特定の部分に際立った強みを持つ人材の意欲を削いでしまうおそれがあることに留意が必要です。

更新履歴

  • 2023年3月31日

    サイトリニューアルに伴う掲載内容(構成)の見直し

  • 2022年4月25日

    ITSS+「IoTソリューション領域」2021改訂版を公開しました。

  • 2018年4月9日

    ITSS+「IoTソリューション領域」を新たに策定し、公開しました。