デジタル人材の育成

未踏アドバンスト事業:2026年度上期実施プロジェクト概要(若林・出口PJ)

公開日:2026年6月30日

1.担当プロジェクトマネージャー

  • 首藤 一幸(しゅどう かずゆき)
  • 京都大学 学術情報メディアセンター 教授

2.採択者氏名

  • 若林 颯(東京大学大学院 新領域創成科学研究科 環境システム学専攻)
  • 出口 海聖(東京大学大学院 情報理工学系研究科 コンピュータ科学専攻)
  1. (注釈)
    所属先は採択時点

3.契約金額

  • 16,000,000円

4.プロジェクト名

  • 低コストセンサーとAIによるアフリカ重工業大気環境監視

5.関連Webサイト

  • なし

6.プロジェクト概要

本事業は、アフリカの製鉄・セメント・鉱山・製造業等の重工業事業所を対象に、低コストセンサーとAI・物理モデルを組み合わせた大気監視サービスを提供するものである。高価な従来型測定器が普及しにくく、停電・保守不足が課題となる現地環境に対し、安価で分散配置可能なセンサーネットワークを構築し、排出濃度、風向風速、温湿度をリアルタイムに取得する。取得データは、校正、化学種干渉補正、長期ドリフト補正、異常排出検知、発生源推定を統合したAIモデルで解析し、単なる測定にとどまらず、漏洩点検や運転改善に使える情報へ変換する。
サービス開始後は、定期的な保守・精度確認・自治体や金融機関向け報告書作成まで一体で提供し、企業の規制対応、ESG説明責任、資金調達を支援する。国内実証で技術を検証した後、ケニア・ナイジェリア等の現地機関と連携し、アフリカ重工業向けの環境監視インフラとして展開する。

7.採択理由

大気汚染とその健康被害は、世界の地域によっては依然として今現在およびこれからの課題である。排出側だけでなく、行政や市民が大気汚染の状況を測定・把握する手段は必要である。それを、安価なセンサを多数用いて実現しようという提案である。
提案者2人は、社会課題解決や事業に対する高い意識や、また、高い数理的能力を備えており、成果と成長を期待できる。

更新履歴

  • 2026年6月30日

    未踏アドバンスト事業:2026年度上期実施プロジェクト概要(若林・出口PJ)を掲載しました。