デジタル人材の育成

未踏アドバンスト事業:2026年度上期実施プロジェクト概要(冨田・内田・並川PJ)

公開日:2026年6月30日

1.担当プロジェクトマネージャー

  • 梶田 真実(かじた まみ)
  • 株式会社Singular Perturbations 代表取締役CEO

2.採択者氏名

  • 冨田 健登(東京大学 工学部システム創成学科 環境・エネルギーシステムコース)
  • 内田 康太(東京大学 工学部機械情報工学科)
  • 並川 奏大(東京大学 前期教養学部理科一類)
  1. (注釈)
    所属先は採択時点

3.契約金額

  • 16,000,000円

4.プロジェクト名

  • 海洋無人システムの統合運用技術の開発

5.関連Webサイト

6.プロジェクト概要

近年、海洋の安全保障上の重要性が再確認されている。地政学や経済安全保障、サプライチェーン上欠かせない領域である。これまではその厳しさ・遠隔性から経済活動は少なかったが、無人機とAIの普及により市場のパイが急拡大している。しかし、必須とも言える無人機の運用と統合技術は未成熟である。
本プロジェクトでは、海洋無人システムの統合運用技術を開発する。これにより、従来困難であった広域かつ継続的な海洋オペレーションを可能とし、海底鉱物資源や防衛等の分野への展開を目指す。

7.採択理由

本提案は、小型ASV群と疎開口合成ソナー技術を組み合わせ、従来の調査船による広域・低解像度観測と、AUVによる局所・高解像度観測の間にある空白を埋めようとする、非常に未踏性の高い挑戦である。安価なハードウェアと信号処理・群制御を組み合わせて海底地形を把握する手法は、実現すれば非常に画期的であり、深海資源開発、洋上風力、港湾、海底ケーブルなど幅広い応用可能性を持つ。
提案チームは、ASV/AUVのプロトタイプ開発、水槽・実海域での初期検証、マッピング実験に取り組んでおり、実環境で検証を進める力を有している点を評価した。一方で、相対位置推定、群制御、3D地形再構成の統合には技術的課題も多い。未踏アドバンスト事業を通じて技術的成立性を高め、社会実装に向けた可能性を広げることを期待して採択した。

更新履歴

  • 2026年6月30日

    未踏アドバンスト事業:2026年度上期実施プロジェクト概要(冨田・内田・並川PJ)を掲載しました。