デジタル人材の育成

セキュリティ・キャンプ2025 全国大会 応募課題

公開日:2025年5月7日

  • セキュリティ・キャンプ2024 全国大会

セキュリティ・キャンプ全国大会は高い技術力を持った人はもちろん、これから技術力を磨きたい人や、非技術系を専攻している方の参加も歓迎しています。

日々、情報セキュリティに関するニュースが取りざたされており、あらゆる分野・業界において情報セキュリティ問題に直面する可能性があります。そのため、セキュリティ業界を志望する方に限らず、非技術系をはじめとする、あらゆる方に参加いただいて、セキュリティに関する知識を深めていただきたいと考えています。

残念ながらキャンプには募集定員がありますので、定員を超えた場合は参加者を選考する必要があります。選考では学校のテストのようにセキュリティの知識・技術力を点数化して行うのではなく、情報セキュリティに対する向き合い方(知識を深めたい意欲や、技術力を伸ばしたい熱意、課題に取り組む姿勢、考察の過程など)や、情報セキュリティを通じて社会をより良くしたいという気持ちをよく見て、総合的に判断しています。

応募課題には難しい課題があるかもしれません。回答が正解でなかったとしても、課題に対してどのようにして取り組んだか、そして何が得られたかなど、自分なりに調べて考えたことをしっかり記載いただき、応募してください。応募内容を見る講師たちは、どのような回答を応募してくれるかを毎年楽しみに拝見しています。

最後になりますが、キャンプへの応募を決して躊躇しないでください。応募するだけなら無料、だけではなく、合格しても無料で参加できるのがセキュリティ・キャンプ全国大会です。少しでも興味があれば、是非応募してください。皆さんからのご応募をお待ちしております。

応募課題

課題回答ページで回答するクラス(ゼミ)別の応募課題を以下に掲載します。
文字コードはUTF-8形式となります。

専門コース

開発コース

Lゼミ

Xゼミ

Yゼミ

Zゼミ

選考のポイント

各コースの担当プロデューサーの選考ポイントです。課題回答にあたり参考になさってください。

専門コース

A:井上プロデューサー
【IoTセキュリティクラス】
IoTセキュリティクラスは、ユーザ向けプログラムやアプリケーションよりも、それを支えるハードウェアやOSやネットワークのアーキテクチャ(構造)に興味がある人に向けた内容になっています。低レイヤーに興味があったり、身のまわりの装置を調べたり作ったりという経験や実績など、モノの動作原理を理解しようとする熱意や好奇心も評価します。

B:藤田プロデューサー
【プロダクトセキュリティクラス】
プロダクトセキュリティクラスでは、技術から組織、高レイヤから低レイヤまでの幅広いレイヤを横断して学びます。
そのため、選考においては「いま自分が得意とする領域以外も積極的に学べる力、あるいは熱量」「様々な領域を横断しながら、様々な立場を意識しながら物事を考える力」を重要視します。

C:木村プロデューサー
【脅威解析クラス】
脅威解析クラスの応募課題は、例年技術的に難しいと言われていますが、これは決して現在の技術力が高い人を選ぼうと意図しているからではありません。本クラスで扱う脅威の解析技術には、知識や技術力だけでなく""解析を完遂できる力""が必要だと考えています。 例えば、全く知らないマルウェアがどんな機能を持つのか調べなければならないとき、地道に読み進めていっても一向に全体像が見えず途方にくれることがあります。CPU や OS が変われば、これまでの知識が役に立たない状況も起こりえます。そうした状況に置かれても、知らないことをその場で学び、分かる範囲を着実に広げ、最終的に脅威の全容を解明するためには、解析に対する高いモチベーションが必要なのです。 本クラスでは、安心・安全な社会を実現するために脅威を解析・理解し対策へとつなげたい、そういった意欲に満ち溢れた参加者を求めています。応募課題は正答することがすべてではありません。今現在においてハードルの高い課題であっても、果敢に立ち向かってくる人、将来的にはそのハードルを超えると思わせてくれる人、そういった方からの応募をお待ちしています。

D:高江洲プロデューサー
【AIセキュリティクラス】
AIや機械学習の知識、理解力。モデル化の考え方に親しんでいるかどうか。未解決のサイバーセキュリティの課題に関心があるか。 そういう点を評価しますが、もちろんすべてパーフェクトである必要はありませんし、自分の今、現在地を出して頂ければと思います。また、手を動かすことに躊躇が無い方、とりあえずやってみる方を歓迎します。

開発コース

ゼミの応募課題をよく読んで応募してください。
また、開発コースは3つのゼミに応募することが可能です。開発コースに応募する場合、第3希望まで複数のゼミを選択して応募することができます。開発L,X,Y,Z内の各ゼミから参加したいゼミを選んでいただき、第1希望から第3希望まで順位をつけてください。また、エントリー後に応募課題の提出がありますが、課題の設問はゼミごとに異なります。ただし、応募するゼミの応募課題に回答しないかぎり、選考の対象にはなりませんので、希望するすべてのゼミの応募課題を必ず提出してください。なお、必ず第3希望まで出す必要はありません。2個しか気になるゼミがない場合はその2つの応募課題だけ、1個のゼミにだけ応募する場合は1つの応募課題を回答してもらえばOKです。

更新履歴

  • 2025年5月7日

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