デジタル人材の育成
セキュリティ・キャンプ ジュニア(以下、ジュニア)は、2022年まで開催されていた「ジュニア開発ゼミ」の流れを受け継ぎ、2023年に新設されたイベントです。小中学生を対象に、セキュリティ・キャンプならではの体験を提供できるよう、特別なカリキュラムを用意しています。
ジュニアに応募を考えている皆さんは、セキュリティ・キャンプ全体の中でも特に若い世代です。そのぶん、他ではなかなか味わえない貴重な体験ができるはずです。さらに、参加者同士の年齢も近いため、普段はなかなか話せないプログラミングやセキュリティの話を、思う存分楽しめます。実際、過去の参加者の中には、キャンプをきっかけに知り合い、今でも交流を続けている人が多くいます。
また、ジュニアでは、同世代の仲間だけでなく、セキュリティ・キャンプ全国大会やネクストの参加者、講師、チューター、スタッフとも交流する機会があります。技術的な話はもちろん、進路や趣味について語り合えるのも、キャンプならではの魅力です。
主査である私自身も過去セキュリティ・キャンプに参加し、かけがえのない仲間に出会いました。そして今もこうしてキャンプに関わり続けています。本当に参加してよかったと心から思いますし、皆さんにも最高の体験を提供できるよう、全力で準備を進めています!
応募課題への取り組みやキャンプを楽しむためには、ある程度の知識が必要ですが、一番大切なのは熱意です。「自分には無理かも」と思わず、ぜひ積極的にチャレンジしてみてください。皆さんのご応募をお待ちしています!
ジュニアの最大の特徴は、独自のカリキュラムにあります。小中学生のうちにプログラミングやセキュリティの基礎をしっかり学ぶことで、今後の学習効率が大幅に向上すると考えています。
そのため、座学ではプログラムやセキュリティの原理や仕組みを重視し、基礎力をしっかり養う講義を行います。今年はさらに、新たにハードウェアに関する講義も加わる予定です。ソフトウェアだけでなく、ハードウェアの視点からも学ぶことで、より幅広い理解が得られるでしょう。
また、ジュニアでは「開発の時間」を重視し、カリキュラムの多くを各個人の制作に充てています。参加者一人ひとりが自分でテーマを決め、最終日までに一つのプログラムを形にすることが目標です。講師陣は幅広い知識と経験を持ち、
「こんなものを作ってみたいけど、どうすればいい?」
「このエラーがどうしても解決できない!」
といった皆さんの疑問や悩みをしっかりサポートできる体制を整えています。
ジュニアでは、選考を通過する上で、下記の事項を満たしている必要があります。
これらの要件を満たしているかどうかは、応募課題の回答をもとに確認します。ただし、現時点で満たしていないからといって、応募を諦める必要はありません。
応募期間はまだ数週間あります。今からでも学ぶ時間は十分にありますし、私たちは何より熱意のある方にジュニアへ参加してほしいと考えています。
すでに応募要件を満たしている方はもちろん、「今はまだ自信がない…」という方も、今からの努力で十分に間に合います。この機会にいろいろなことに挑戦し、ぜひジュニアへ応募してください!
セキュリティ・キャンプ2025 ジュニア 募集要項・応募
セキュリティ・キャンプ2025 ジュニア タイムテーブル
セキュリティ・キャンプ2025 ジュニア 講義一覧
セキュリティ・キャンプ2025 ジュニア 講師紹介
セキュリティ・キャンプ2025 ジュニア 応募課題
セキュリティ・キャンプ2025 ジュニア FAQ
セキュリティ・ジュニアキャンプ2024 前回レポート
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IPAセキュリティ・キャンプ事務局
2025年5月7日
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