デジタル人材の育成
夏野 剛(慶應義塾大学 政策・メディア研究科 特別招聘教授)
チーフクリエータ
小瀬木 浩昭(特定非営利法人ITプロ技術者機構)
コクリエータ
なし
利用者が使いやすく不正な攻撃に強い人と機械の判別基盤の構築を通して、世界中のスパムを削減し、IT資源と人資源の効率的な利用をはかり、持続可能なIT社会の実現を目指すことが、本提案の目的である。具体的には、使いやすく攻撃に強い人と機械の判別基盤を構築することで、以下のようなIT社会の実現を目指す。
このような社会の実現を目指すために、システムの正当な利用者である人間と、スパムを送信する不正なプログラムである機械を、短時間で判別する技術「CAPTCHA」を開発する。
開発するCAPTCHAは以下の特長を持つ。
本提案の開発目標は、持続可能なスパム防止基盤を構築し、IT資源と人資源の有効活用をはかるための、利用者が使いやすく不正な攻撃に強い人と機械の判別基盤を開発することである。
コンピューターと人間の識別能力の違いを利用し、効率的にスパムを防止するプラットフォームへ転換させている点が非常にユニークであり、新規性という点で高く評価できる。また技術的に実現性が高く、未踏プロジェクト期間中に一定の成果を出すことが期待できる。スキャナー読み込みデータの補正などにも拡張的に使用可能であり、是非とも採択したい。