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セキュリティ・キャンプ2026コネクト 脅威クラス

公開日:2025年12月3日

サイバーセキュリティ上の問題は、常に「脅威主体」で行われます。
本講義では、脅威情報の収集・分析技法、および脅威自体の理解(攻撃者の理解)について、技術的・非技術的な観点から学ぶことで、セキュリティ対策/対応を進められるようにすることを目的としています。
前半では、サイバー空間における技術的な観点から外観を学ぶとともに、脅威分析手法、脅威に基づいてシステムを分析する脅威モデリングを学びます。
後半では、サイバー空間における偽情報や情報作戦、および情報心理学について学び、非技術的なサイバー空間上の脅威について学びます。
技術・非技術両方の観点から脅威情報の収集・分析技法について体系的に学びたい方にとって、実例を学びながらできる講義を行います。

開催情報

開催日時

2026年3月26日(木曜日)~29日(日曜日)

申込方法・期間

  • 【エントリー締切】
    • 2026年1月6日(火曜日)23時59分(JST)まで
  • 【応募課題提出締切】
    • 2026年1月13日(火曜日)23時59分(JST)まで

定員

5名程度

応募要件

次の【要件1】~【要件4】すべて当てはまる方のみセキュリティ・キャンプ2026コネクト 脅威クラスへ応募可能です。

  • 【要件1】
    • 日本国内在住であること。
  • 【要件2】
    • 2025年4月1日時点で18歳以上、2026年4月1日時点で25歳以下であること。
  • 【要件3】
    • 文部科学省が所管する高等教育機関(大学、専修学校、高等専門学校など)の学生、または省庁大学校の大学改革支援・学位授与機構による認定課程の学生であること。
  • 【要件4】
    • 心身共に健康で、2026年3月26日(木曜日)~29日(日曜日)の期間、すべての日程のプログラムに参加できること。
  • 【要件5】
    以下の条件をすべて満たす方
    • 情報セキュリティの学習経験
    • 脅威分析、脅威インテリジェンス、偽情報、サイバー政策に興味があること
    • 参加前の事前学習として指定の書籍を読んでこられること

参加費

無料(受講料、交通費、食費、宿泊費)
但し、受講に必要なPCや通信環境等、受講生本人でご用意いただくものがあります

開催場所・開催方法

マイステイズ新浦安コンファレンスセンター(千葉県浦安市明海2-1-4)
JR京葉線、武蔵野線「新浦安」駅南口より徒歩15分

  • 交通・アクセス案内
    • (注釈)本件に関して、上記会場に直接問い合わせることはご遠慮ください。

備考

  • 【主催】
    • 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)
      一般社団法人セキュリティ・キャンプ協議会
  • 【共催】
    • 経済産業省
  • 【後援】
    • 国家サイバー統括室(予定)
      文部科学省(予定)
      デジタル庁(予定)

目次

プログラム

【1日目】3月26日(木曜日)

【2日目】3月27日(金曜日)

  • 9時
    ~12時30分

    C1

    『サイバー空間の脅威を知る』(座学&演習)

    担当:佐々木 勇人

  • 12時30分
    ~13時30分

    昼食

  • 13時30分
    ~15時

    C2

    『脅威分析』(座学&演習)

    担当:石川 朝久

  • 15時
    ~16時30分

    C3

    『脅威モデリング』(座学&演習)

    担当:石川 朝久

  • 16時30分
    ~17時30分

    ラップアップ&成果物作成

    担当:石川 朝久、大塚 淳平

  • 17時30分~18時30分

    夕食

  • 18時30分
    ~20時

  • 20時
    ~21時

【3日目】3月28日(土曜日)

  • 9時
    ~11時

    C4

    『情報心理学』(座学&演習)

    担当:鈴木 悠

  • 11時
    ~12時30分

    C5

    『偽情報・情報作戦』(座学&演習)

    担当:長迫 智子

  • 12時30分
    ~13時30分

    昼食

  • 13時30分
    ~14時

    C5

    『偽情報・情報作戦』(座学&演習)

    担当:長迫 智子

  • 14時
    ~15時30分

    C6

    『サイバー空間の脅威の捉え方(国際視点、日本視点)』(講演)

    担当:小宮山 功一朗

  • 15時30分
    ~17時30分

    ラップアップ&成果物作成

    担当:石川 朝久、大塚 淳平

  • 17時30分
    ~18時30分

    夕食

  • 18時30分
    ~20時

  • 20時
    ~21時

【4日目】3月29日(日曜日)

  • 9時
    ~10時15分

    成果発表準備

  • 10時15分
    ~12時20分

    P

    成果発表

  • 12時20分
    ~12時40分

    写真撮影

  • 12時40分
    ~13時40分

    昼食

  • 13時40分
    ~14時40分

    P

    成果発表(続き)

  • 14時40分
    ~15時30分

    閉講式

  • 15時30分
    ~16時

    協議会主催プログラム

講師紹介

主査・プロデューサー 兼 講師

おおつか じゅんぺい

大塚 淳平

所属

NRIセキュアテクノロジーズ株式会社

プロフィール文

セキュリティ・キャンプ協議会 ステアリングコミッティ 講師育成G主査。
脆弱性診断士からキャリアをスタートし、その後、対策コンサルティング、研修講師、サービス開発、脅威ベースのペネトレーションテスト(TLPT)のサービスの立ち上げ等、幅広く活動。
現在は、脅威リサーチチームおよび同社インテリジェンスセンターに所属し、脅威や技術情報を軸に活動している。
2025年度からJNSA ISOG-J WG1リーダーを務める。同WGでは業界横断の団体として、脆弱性診断士スキルマップや脆弱性トリアージガイドライン、ASM導入検討ガイダンス、脆弱性診断士倫理綱領などを作成・公開している。

サブプロデューサー 兼 講師

いしかわ ともひさ

石川 朝久

所属

東京海上ホールディングス株式会社

プロフィール文

2009年よりセキュリティ専門企業にて、侵入テスト、セキュリティ監査、インシデント対応、技術コンサルテーション、研修講師などを担当。現在は、東京海上ホールディングス株式会社にて、セキュリティ戦略の企画立案、セキュリティアーキテクチャ、脅威インテリジェンス分析、インシデント対応、グループ会社支援などに従事。九州大学大学院社会人博士課程を修了し、博士(工学)を取得。
SANSFIRE、DEF CON SE Village、LASCON、Besides Philly、Internet Week、FIRSTCON23、NCA Annual Conference 2024、JSAC2025などで登壇経験があり、GIAC Advisory Board Member、情報処理技術者試験委員・情報処理安全確保支援士試験委員、総務省サイバーセキュリティエキスパートなども務めている。セキュリティ・キャンプ2007に参加し、セキュリティ・キャンプ全国大会講師(2023~)、Global Cybersecurity Camp講師(2024~)を務めている。保有資格として、CISSP、CISSP-ISSMP、CSSLP、CCSP、CISA、CISM、CDPSE、PMP、情報処理安全確保支援士などがあり、著書・翻訳書・監訳書として以下がある。
『インテリジェンス駆動型インシデントレスポンス —攻撃者を出し抜くサイバー脅威インテリジェンスの実践的活用法』
『初めてのマルウェア解析 —Windows マルウェアを解析するための概念、ツール、テクニックを探る』
『詳解 インシデントレスポンス —現代のサイバー攻撃に対処するデジタルフォレンジックの基礎から実践まで』
『マスタリングGhidra—基礎から学ぶリバースエンジニアリング完全マニュアル』
『ハッキングAPI —Web APIを攻撃から守るためのテスト技法』
『実践 メモリフォレンジック—揮発性メモリの効果的なフォレンジック分析』
『マスタリングAPIアーキテクチャ—モノリシックからマイクロサービスへとアーキテクチャを進化させるための実践的手法』(以上、オライリー・ジャパン社)
『脅威インテリジェンスの教科書』(技術評論社)

講師

ささき はやと

佐々木 勇人

所属

一般社団法人JPCERTコーディネーションセンター

プロフィール文

一般社団法人JPCERTコーディネーションセンター 脅威アナリスト、早期警戒グループマネージャ兼政策担当部長。2010年(独)情報処理推進機構(IPA)採用。2013年から経済産業省出向を経て、2016年JPCERT/CC採用。注意喚起等の情報発信やインシデント対応支援、情報共有活動を担当のほか、講演・セミナー講師等を行う。JSACやCODEBLUEでのAPTアクターに関する発表のほか、情報ネットワーク法学会等での発表・研究活動にも取り組む。サイバーセキュリティ法制学会理事(2024年~)、防衛研究所特任研究員(非常勤、2024年~)。

ながさこ ともこ

長迫 智子

所属

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)

プロフィール文

準備中

すずき はるか

鈴木 悠

所属

国立研究開発法人情報通信研究機構サイバーセキュリティ研究所サイバーセキュリティ研究室

プロフィール文

2006年株式会社ラック入社。2021年より国立研究開発法人情報通信研究機構に出向中。情報セキュリティ大学院大学兼セキュアシステム研究所客員研究員。サイバーセキュリティ・心理学・安全保障のまたがる分野で研究活動に取り組む。総務省サイバーセキュリティタスクフォース構成員、情報処理学会電子化知的財産・社会基盤研究会幹事、SECCON実行委員会、セキュリティ・キャンプ全国大会講師(2022年、2024年)。情報処理安全確保支援士(登録番号:001042号)。博士(情報学)

こみやま こういちろう

小宮山 功一朗

所属

一般社団法人JPCERTコーディネーションセンター

プロフィール文

準備中

応募資格を満たさない方

下記の事項に1つでも該当する方はセキュリティ・キャンプ2026コネクトへの応募をお断りいたします。

  • 【要件2】の年齢要件を満たさない
  • 学生、生徒でない
  • 海外在住である
  • 海外所在の学校に在籍する学生
  • 【要件4】に記載の期間のうち、1日でも参加できない日がある

応募方法

エントリー

応募にあたっての注意事項をお読みになり、エントリーページから応募してください。
(注釈)複数クラスを併願することはできません。

エントリーページには外部サービス(WEBCAS)を利用しています。

応募課題の提出

応募したクラスの応募課題について、課題回答ページから提出してください。

  • 【注意】
    • 応募課題回答ページのURLは、エントリー完了メール(自動送信)でお知らせします。
      エントリー完了メールはエントリー時にご記入いただいたメールアドレスに送ります。
    • クラスごとに用意された課題を確認の上、応募したクラスの応募課題回答ページから回答してください。
    • 応募課題回答には、 エントリーページで応募者自身が定めた「確認番号」と エントリー完了後に自動送信されるメール(エントリー完了メール)に記載された「回答ID」が必要です。

応募締切

セキュリティ・キャンプ コネクト参加選考にあたりましては下記の締切がございます。ご注意ください。
また、締め切り間際はアクセスが集中し、登録内容が送信できない場合があります。応募は余裕をもって行ってください。

1.エントリー締切

2026年1月6日(火曜日)23時59分(JST)まで

2.応募課題回答提出締切

2026年1月13日(火曜日)23時59分(JST)まで

選考通過者の発表

2026年1月22日(木曜日)発表予定です

注意事項

  • 事務局からのメール連絡は、右記のドメイン(@mail3.webcas.net または @ipa.go.jp)から行いますので、受信制限をかけている方は必ず解除してください。
  • 応募者は、会場に持ち込み可能なパソコンを所持し、開催前の事前準備および開催期間中に演習の必要に応じて十分なストレージ容量を確保できるようにしてください。
  • 応募は必ず応募者ご自身が行ってください。
  • 参加が決定された方には、応募条件を満たすことを証明する書類(学生証のコピーや学校が発行する在籍証明書等)、参加誓約書(参加規程を遵守する旨の誓約)、その他主催者が必要と定める書類を提出していただきます。
  • 講義を主催者側が撮影・記録させていただく場合がございます。撮影した講義の動画等は、後日配信される可能性があることをご了承ください。
  • また、セキュリティ・キャンプ参加時間中の様子を撮影させていただく場合がございます。撮影した写真及び動画(参加者が被写体となったものを含みます)は、キャンプ事業の広報活動や技術啓発等を目的として、HP上での開催報告やその他資料として活用(外部への公開を含みます)させていただきます。
  • セキュリティ・キャンプ参加前・期間中・終了後に、マスコミ各社による取材活動が行われることがあります。参加者の皆様の氏名・学校・顔写真等の情報や、キャンプ参加時の様子が各メディアにて放送・掲載される場合があります。
  • セキュリティ・キャンプ参加前・参加時間中・終了後に、参加者の方からいただいたご連絡先(電話番号、メールアドレス等)に、取材のためIPAからご連絡させていただく場合があります。
  • キャンプ期間中における受講生の飲酒・喫煙は、禁止します。
  • セキュリティ・キャンプ終了後1週間程度の間に、参加者の方には、修了課題・事後アンケートをご提出いただきます。(全員提出必須)
  • 以下の目的のために、応募者・参加者の氏名、住所、メールアドレス等を本行事の共同主催者である、一般社団法人セキュリティ・キャンプ協議会と共有いたします。
  • 一般社団法人セキュリティ・キャンプ協議会ホームページ
    1. セキュリティ・キャンプ事業の成果、並びに修了生のフォローアップを目的として、キャンプ終了後、定期的に、修了生(コネクトの参加者)に対して、IPAからアンケート(事業への感想や修了後の活動状況等をお聞きする予定です)を実施いたします。
    2. 応募者・参加者に対して、セキュリティ・キャンプに関わるイベントなどの関連行事の情報やIPAおよびセキュリティ・キャンプ協議会からのお知らせを随時配信いたします。

お問い合わせ先

お問い合わせは、メールで受け付けます。以下のメールアドレスまでご連絡ください。
回答はお問い合わせの翌営業日から起算して3営業日以内を目途としていますが、内容によってそれ以上の日数がかかる場合もあります。あらかじめご了承ください。

IPAセキュリティ・キャンプ事務局

  • E-mail

    iac-campアットマークipa.go.jp

更新履歴

  • 2025年12月3日

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