デジタル人材の育成
公開日:2025年12月3日
最終更新日:2026年2月18日
サイバーセキュリティ上の問題は、常に「脅威主体」で行われます。
本講義では、脅威情報の収集・分析技法、および脅威自体の理解(攻撃者の理解)について、技術的・非技術的な観点から学ぶことで、セキュリティ対策/対応を進められるようにすることを目的としています。
前半では、サイバー空間における技術的な観点から外観を学ぶとともに、脅威分析手法、脅威に基づいてシステムを分析する脅威モデリングを学びます。
後半では、サイバー空間における偽情報や情報作戦、および情報心理学について学び、非技術的なサイバー空間上の脅威について学びます。
技術・非技術両方の観点から脅威情報の収集・分析技法について体系的に学びたい方にとって、実例を学びながらできる講義を行います。
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開催日時 |
2026年3月26日(木曜日)~29日(日曜日) |
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申込方法・期間 |
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定員 |
5名程度
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参加費 |
無料(受講料、交通費、食費、宿泊費) |
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開催場所・開催方法 |
マイステイズ新浦安コンファレンスセンター(千葉県浦安市明海2-1-4)
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備考 |
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13時30分
~14時30分
開講式
14時30分
~15時30分
15時30分
~16時30分
16時30分
~17時30分
オリエンテーション
17時30分
~18時30分
夕食
18時30分
~20時
G1
20時
~21時
9時
~12時30分
C1
『サイバー空間の脅威を知る』(座学&演習)
本講義では、サイバー空間における脅威の動向について解説するとともに、脅威の特定手法・特定時における注意点、情報公開の意義などについて実務的なプロセスを紹介します。また、脅威情報をどのように扱い、どのような基準で公開するか、公開に際してどのようなリスクや責任が伴う、各国の動きも見ながら紹介します。
担当:佐々木 勇人
12時30分
~13時30分
昼食
13時30分
~15時
C2
『脅威分析』(座学&演習)
サイバー攻撃は高度化・巧妙化し、攻撃者の TTP(戦術・技法・手順)を深く理解し、先回りして対策を講じることが不可欠になっています。本講義では、脅威インテリジェンスと脅威分析の基礎から、実際の生成プロセス、分析モデル、意思決定への統合方法までを体系的に解説します。CTI を“読む側”だけでなく、“作る側”の視点も学びます。
担当:石川 朝久
15時
~16時30分
C3
『脅威モデリング』(座学&演習)
脅威モデリングは、システム・アプリケーション・業務プロセスに潜む潜在的な脅威を体系的に洗い出し、リスクを優先度づけし、対策を設計するための根幹プロセスです。本講義では、脅威モデリングの基本概念から主要メソッド、チームでの実施方法、クラウド・API・ゼロトラストなど最新領域での応用までを包括的に解説します。
担当:石川 朝久
16時30分
~17時30分
C7
ラップアップ&成果物作成
担当:石川 朝久、大塚 淳平
17時30分~18時30分
夕食
18時30分
~20時
G1
20時
~21時
9時
~11時
C5
『情報心理学』(座学&演習)
デジタル社会における攻撃対象は技術だけではありません。サイバー攻撃には、"人間の脆弱性"を狙うものも多くあります。本講義では、個人がフィッシングメールや偽情報(Disinformation)にだまされてしまう背後にある心理メカニズム、認知バイアス、社会的要因について、心理学・行動科学の視点から解説します。また、演習を通じて「人がだまされる理由」を自分ごととして理解し、脅威が悪用する心理メカニズムに関し理解し、分析に活用します。
担当:鈴木 悠
11時
~12時30分
C4
『偽情報・情報作戦』(座学&演習)
デジタル社会において、国家・企業・個人を問わず、サイバー空間を通じた偽情報(Disinformation)の拡散や情報操作による認知領域の攻撃、そしてこれらを通じた相手の意思決定および行動の変容を目的とした情報作戦(Information Operations)が重大な脅威となっています。本講義では、情報作戦の基礎理論から最新の実例、国家の戦略や対応策までを体系的に学ぶとともに、実際のケースを用いた演習を通じて、受講者自身が「偽情報を見抜き、拡散を防ぎ、対抗施策を設計する」技法を習得することを目的とします。
担当:長迫 智子
12時30分
~13時30分
昼食
13時30分
~14時
C4
『偽情報・情報作戦』(座学&演習)
デジタル社会において、国家・企業・個人を問わず、サイバー空間を通じた偽情報(Disinformation)の拡散や情報操作による認知領域の攻撃、そしてこれらを通じた相手の意思決定および行動の変容を目的とした情報作戦(Information Operations)が重大な脅威となっています。本講義では、情報作戦の基礎理論から最新の実例、国家の戦略や対応策までを体系的に学ぶとともに、実際のケースを用いた演習を通じて、受講者自身が「偽情報を見抜き、拡散を防ぎ、対抗施策を設計する」技法を習得することを目的とします。
担当:長迫 智子
14時
~15時30分
C6
『サイバー空間の脅威の捉え方(国際視点、日本視点)』(講演)
本講演では、サイバー脅威を単なる技術的リスクとしてではなく、国家戦略・パワーポリティクス・国際制度といった観点から包括的に捉え、現代の国際秩序におけるサイバー空間の位置づけと政策について国際関係の観点から解説します。
担当:小宮山 功一朗
15時30分
~17時30分
C7
ラップアップ&成果物作成
担当:石川 朝久、大塚 淳平
17時30分
~18時30分
夕食
18時30分
~20時
G1
20時
~21時
9時
~10時15分
成果発表準備
10時15分
~12時20分
P
成果発表
12時20分
~12時40分
写真撮影
12時40分
~13時40分
昼食
13時40分
~14時40分
P
成果発表(続き)
14時40分
~15時30分
閉講式
15時30分
~16時
協議会主催プログラム
おおつか じゅんぺい
大塚 淳平
所属
NRIセキュアテクノロジーズ株式会社
プロフィール文
セキュリティ・キャンプ協議会 ステアリングコミッティ 講師育成G主査。
脆弱性診断士からキャリアをスタートし、その後、対策コンサルティング、研修講師、サービス開発、脅威ベースのペネトレーションテスト(TLPT)のサービスの立ち上げ等、幅広く活動。
現在は、脅威リサーチチームおよび同社インテリジェンスセンターに所属し、脅威や技術情報を軸に活動している。
2025年度からJNSA ISOG-J WG1リーダーを務める。同WGでは業界横断の団体として、脆弱性診断士スキルマップや脆弱性トリアージガイドライン、ASM導入検討ガイダンス、脆弱性診断士倫理綱領などを作成・公開している。
いしかわ ともひさ
石川 朝久
所属
東京海上ホールディングス株式会社
プロフィール文
2009年よりセキュリティ専門企業にて、侵入テスト、セキュリティ監査、インシデント対応、技術コンサルテーション、研修講師などを担当。現在は、東京海上ホールディングス株式会社にて、セキュリティ戦略の企画立案、セキュリティアーキテクチャ、脅威インテリジェンス分析、インシデント対応、グループ会社支援などに従事。九州大学大学院社会人博士課程を修了し、博士(工学)を取得。
SANSFIRE、DEF CON SE Village、LASCON、Besides Philly、Internet Week、FIRSTCON23、NCA Annual Conference 2024、JSAC2025などで登壇経験があり、GIAC Advisory Board Member、情報処理技術者試験委員・情報処理安全確保支援士試験委員、総務省サイバーセキュリティエキスパートなども務めている。セキュリティ・キャンプ2007に参加し、セキュリティ・キャンプ全国大会講師(2023~)、Global Cybersecurity Camp講師(2024~)を務めている。保有資格として、CISSP、CISSP-ISSMP、CSSLP、CCSP、CISA、CISM、CDPSE、PMP、情報処理安全確保支援士などがあり、著書・翻訳書・監訳書として以下がある。
『インテリジェンス駆動型インシデントレスポンス —攻撃者を出し抜くサイバー脅威インテリジェンスの実践的活用法』
『初めてのマルウェア解析 —Windows マルウェアを解析するための概念、ツール、テクニックを探る』
『詳解 インシデントレスポンス —現代のサイバー攻撃に対処するデジタルフォレンジックの基礎から実践まで』
『マスタリングGhidra—基礎から学ぶリバースエンジニアリング完全マニュアル』
『ハッキングAPI —Web APIを攻撃から守るためのテスト技法』
『実践 メモリフォレンジック—揮発性メモリの効果的なフォレンジック分析』
『マスタリングAPIアーキテクチャ—モノリシックからマイクロサービスへとアーキテクチャを進化させるための実践的手法』(以上、オライリー・ジャパン社)
『脅威インテリジェンスの教科書』(技術評論社)
ささき はやと
佐々木 勇人
所属
一般社団法人JPCERTコーディネーションセンター
プロフィール文
一般社団法人JPCERTコーディネーションセンター 脅威アナリスト、早期警戒グループマネージャ兼政策担当部長。2010年(独)情報処理推進機構(IPA)採用。2013年から経済産業省出向を経て、2016年JPCERT/CC採用。注意喚起等の情報発信やインシデント対応支援、情報共有活動を担当のほか、講演・セミナー講師等を行う。JSACやCODEBLUEでのAPTアクターに関する発表のほか、情報ネットワーク法学会等での発表・研究活動にも取り組む。サイバーセキュリティ法制学会理事(2024年~)、防衛研究所特任研究員(非常勤、2024年~)。
ながさこ ともこ
長迫 智子
所属
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)
プロフィール文
独立行政法人情報処理推進機構セキュリティセンターサイバー情勢分析部主幹。東京大学文学部卒、同人文社会研究科修士課程修了。情報セキュリティ大学院大学情報セキュリティ研究科修士課程、博士課程修了。博士(情報学)(2023年)。笹川平和財団研究員を経て現職。情報セキュリティ大学院大学客員研究員併任。専門はサイバーセキュリティ(サイバー安全保障、情報戦、認知戦、影響工作等)。近著に「情報操作型サイバー攻撃の脅威(1)(2)(3)」『CISTEC journal』(一般財団法人安全保障貿易情報センター)、『SNS時代の戦略兵器 陰謀論 民主主義をむしばむ認知戦の脅威』(共著)(ウェッジ社)など。
すずき はるか
鈴木 悠
所属
国立研究開発法人情報通信研究機構サイバーセキュリティ研究所サイバーセキュリティ研究室
プロフィール文
2006年株式会社ラック入社。2021年より国立研究開発法人情報通信研究機構に出向中。情報セキュリティ大学院大学兼セキュアシステム研究所客員研究員。サイバーセキュリティ・心理学・安全保障のまたがる分野で研究活動に取り組む。総務省サイバーセキュリティタスクフォース構成員、情報処理学会電子化知的財産・社会基盤研究会幹事、SECCON実行委員会、セキュリティ・キャンプ全国大会講師(2022年、2024年)。情報処理安全確保支援士(登録番号:001042号)。博士(情報学)
こみやま こういちろう
小宮山 功一朗
所属
一般社団法人JPCERTコーディネーションセンター
プロフィール文
専門分野はサイバーセキュリティと安全保障、サイバー空間の規範、インシデント対応組織CSIRTなど。JPCERTコーディネーションセンターの国際部部長として、セキュリティインシデント対応に従事する。著書に、『偽情報戦争 あなたの頭の中で起こる戦い』(共著、ウェッジ、2023年)、『サイバースペースの地政学』(共著、ハヤカワ新書、2024年)などがある。博士(政策・メディア)。CISSP。
下記の事項に1つでも該当する方はセキュリティ・キャンプ2026コネクトへの応募をお断りいたします。
応募にあたっての注意事項をお読みになり、エントリーページから応募してください。
(注釈)複数クラスを併願することはできません。
エントリー受付は終了しました
応募したクラスの応募課題について、課題回答ページから提出してください。
セキュリティ・キャンプ コネクト参加選考にあたりましては下記の締切がございます。ご注意ください。
また、締め切り間際はアクセスが集中し、登録内容が送信できない場合があります。応募は余裕をもって行ってください。
2026年1月13日(火曜日)12時00分(JST)まで
2026年1月13日(火曜日)23時59分(JST)まで
2026年1月22日(木曜日)発表予定です
お問い合わせは、メールで受け付けます。以下のメールアドレスまでご連絡ください。
回答はお問い合わせの翌営業日から起算して3営業日以内を目途としていますが、内容によってそれ以上の日数がかかる場合もあります。あらかじめご了承ください。
IPAセキュリティ・キャンプ事務局

2026年2月18日
講義概要を追加しました
2026年2月16日
サイバーセキュリティ戦略本部の後援が正式決定しました
講師紹介プロフィールを追加しました
2026年1月13日
エントリー受付を終了しました
2026年1月6日
エントリー締切を延長しました
2025年12月17日
法務省の後援が正式決定しました
2025年12月12日
文部科学省の後援が正式決定しました
2025年12月8日
講師紹介プロフィールを修正しました
2025年12月5日
エントリーページのURLを変更しました
デジタル庁の後援が正式決定しました
後援の名称表記を修正しました
2025年12月3日
ページを公開しました