デジタル人材の育成
公開日:2025年12月3日
ゼロデイも地震も「いつ来るか分からない」点で共通します。ハザードが社会に作用して初めて災害となり、未知地点の崩壊は地形に潜んでいた脆弱性の露呈、すなわち地形のゼロデイです。スーパー堤防を越えた津波、マニュアル通りの避難でも助からなかったケース、阪神・淡路大震災の高架倒壊は、超過外力と未知の脆弱性が重なった例でした。災害対応とサイバー攻撃のインシデントレスポンスは共通点が多く、検知→通知→判断→緩和→復旧へと収斂します。ハザード(攻撃)は制御不能でも、曝露と脆弱性は設計と運用でリスクを制御する——本講演では、そんな話をしたいと思います。
2026年3月26日(木曜日)14時30分~15時30分
サイバーセキュリティの研究や開発に取り組むとき、技術力だけでは十分でなく、法律の知識が欠かせません。これを持たなければ、思わぬトラブルや重大な責任を招く危険があります。 サイバーセキュリティの世界では、技術と法律は切り離せません。法律を知らないまま行動することは、皆さんのキャリアや信頼を損なうだけでなく、社会全体に悪影響を及ぼす可能性もあります。
本講義では、サイバーセキュリティに関係する基本的な法律と倫理的な視点についてお話しします。本講義を通じて、技術者として責任ある判断ができる力を養っていただき、今後の未来を担う皆さんにとって、役立つことを願います。
2026年3月26日(木曜日)15時30分~16時30分
セキュリティ・キャンプコネクトの目的である「セキュリティと他分野とのコネクト」のために,多種多様な他分野どうしや様々な参加者層も積極的にコネクトし,連携して共通のセキュリティ的課題を解決していく素養を養うための施策として「コネクトワーク」を実施します。
2026年3月26日(木曜日)18時30分~20時
2026年3月27日(金曜日)18時30分~20時
2026年3月28日(土曜日)18時30分~20時
寺門 峻佑、高江洲 勲、石川 朝久、大塚 淳平、高名 典雅、竹田 大将、大神 祐真
ITというものの世の中への実装・浸透につれ、サイバーセキュリティのリスクは社会的に無視できないほど大きなものになってきました。もはやITを専門とする業界にとどまらず、ITを利活用しているだけの業界にもそれらのリスクは差し迫ったモノになってきています。そのような状況下で他分野に人を送り込むだけでなく、そもそもその分野の中の人でありながらもセキュリティの視座を持ち、効果的なイベント・コンテンツの企画や実装をその分野の人の目+セキュリティで構築できる人材、つまりプロデューサーを発掘・育成し、大きな意味でのエコシステムの礎となってもらおうと目論んで、プロデューサー講座の前段となるグループワークを実施することにしました。短いながらもおもしろい混沌を生み出せるように企画していこうと考えています(まさにプロデュース(笑))。
グループを組んで共通の課題に取り組んでいただきますが、セッションの最終的な目標は、中の人の視野が広がるようなイベントやコンテンツの企画案を作ることです。アイディアを導き、それを拡げて具現化を目指していくときのものの見方や考え方を学びながら、ワークして企画案を練っていくアイディアソンです。
2026年3月26日(木曜日)20時~21時
2026年3月27日(金曜日)20時~21時
2026年3月28日(土曜日)20時~21時
お問い合わせは、メールで受け付けます。以下のメールアドレスまでご連絡ください。
回答はお問い合わせの翌営業日から起算して3営業日以内を目途としていますが、内容によってそれ以上の日数がかかる場合もあります。あらかじめご了承ください。
IPAセキュリティキャンプ事務局

2025年12月3日
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