デジタル人材の育成
公開日:2025年12月3日
AIレッドチーミングクラスは、LLMやマルチLLMエージェントシステム(MAS)など、急速に進化するAI技術に内在するセキュリティ課題を体系的に学ぶクラスです。プロンプトインジェクションをはじめとするLLM特有の脅威や、AIエージェント間通信・外部ツール偽装といったMASの新たなリスクを座学と実践で再現・分析。攻撃と防御の両面から、安全なAIシステム設計の原則を習得することができます。
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開催日時 |
2026年3月26日(木曜日)~29日(日曜日) |
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申込方法・期間 |
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定員 |
5名程度
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参加費 |
無料(受講料、交通費、食費、宿泊費) |
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開催場所・開催方法 |
マイステイズ新浦安コンファレンスセンター(千葉県浦安市明海2-1-4)
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備考 |
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13時30分
~14時30分
開講式
14時30分
~15時30分
15時30分
~16時30分
16時30分
~17時30分
オリエンテーション
17時30分
~18時30分
夕食
18時30分
~20時
G1
20時
~21時
9時
~12時30分
B1
『実践AIレッドチーミング 実務者視点でLLMアプリケーション/マルチLLMエージェントシステムの脅威・対策を学ぶ』
本講義では、生成AIの安全利用に不可欠な「LLMアプリケーションのセキュリティ」と、その進化形である「マルチLLMエージェントシステム(MAS)のセキュリティ」を体系的に学びます。
前半では、LLM単体に対する代表的な脅威であるプロンプトインジェクション攻撃に焦点を当て、実際に脆弱なアプリケーションを用いて攻撃と防御を体験。検知・遮断などの実装を通じて、LLMアプリケーションを安全に運用するための基礎技術を習得します。
後半では、AutoGenやMCP、A2Aなどの進展により実現しつつある、複数のAIエージェントが協調動作するMASのセキュリティを扱います。AIエージェント間通信の改ざん、外部ツールの偽装、連鎖的プロンプトインジェクションなど、MAS特有の攻撃を再現し、従来の単体防御では対応しきれない新たな脅威を分析します。さらに、MASのような分散システムを前提とした認証・分離・監視など多層的防御の設計原則を学び、AIエージェント時代のセキュリティアーキテクチャを理解します。
LLMアプリケーションやAIエージェントのセキュリティに関心を持つ方にとって、理論と実践を体系的に学ぶことができる講義です。
12時30分
~13時30分
昼食
13時30分
~17時30分
B1
『実践AIレッドチーミング 実務者視点でLLMアプリケーション/マルチLLMエージェントシステムの脅威・対策を学ぶ』
17時30分~18時30分
夕食
18時30分
~20時
G1
20時
~21時
9時
~12時30分
B1
『実践AIレッドチーミング 実務者視点でLLMアプリケーション/マルチLLMエージェントシステムの脅威・対策を学ぶ』
12時30分
~13時30分
昼食
13時30分
~17時30分
B1
『実践AIレッドチーミング 実務者視点でLLMアプリケーション/マルチLLMエージェントシステムの脅威・対策を学ぶ』
17時30分
~18時30分
夕食
18時30分
~20時
G1
20時
~21時
9時
~10時15分
成果発表準備
10時15分
~12時20分
P
成果発表
12時20分
~12時40分
写真撮影
12時40分
~13時40分
昼食
13時40分
~14時40分
P
成果発表(続き)
14時40分
~15時30分
閉講式
15時30分
~16時
協議会主催プログラム
たかえす いさお
高江洲 勲
所属
三井物産セキュアディレクション株式会社
プロフィール文
シニアプロフェッショナル。情報処理安全確保支援士。CISSP。
AIセキュリティに着目し、機械学習アルゴリズムの脆弱性に関する研究や、機械学習を用いたセキュリティタスク自動化の研究を行っている。研究成果は、世界的に著名なハッカーカンファレンスであるBlack Hat Arsenal(ASIA, USA, EURO)やDEFCON Demo Labs/AI Village、CODE BLUE(メインセッション、Blue-Box、CyberTAMAGO)、BSides(Tokyo, Singapore)、AVTOKYO等で発表している。近年はセキュリティ・キャンプ(2019年より講師、また2022年からは講師兼プロデューサーとして参画)やSECCONワークショップの講師、国際的なハッカーカンファレンスであるHack In The BoxのAIセキュリティ・コンペティションで審査員を務める等、教育にも力を入れている。
いとう みちあき
伊東 道明
所属
株式会社ChillStack
プロフィール文
代表取締役CEO
長年AI・セキュリティ領域の研究に従事し、国際学会IEEE CSPA2018にて最優秀論文賞、IPAセキュリティキャンプ・アワード2018 最優秀賞を受賞している。 自身が国際セキュリティコンテストでの優勝経験をもち、セキュリティキャンプにて講師として人材育成にも携わっている。様々な研究開発の経験を経て2018年にChillStackを創業。Forbes 30 U30 Asia 2025 AI部門に選出。「高リスク分野のための機械学習」翻訳。
下記の事項に1つでも該当する方はセキュリティ・キャンプ2026コネクトへの応募をお断りいたします。
応募にあたっての注意事項をお読みになり、エントリーページから応募してください。
(注釈)複数クラスを併願することはできません。
エントリーページには外部サービス(WEBCAS)を利用しています。
応募したクラスの応募課題について、課題回答ページから提出してください。
セキュリティ・キャンプ コネクト参加選考にあたりましては下記の締切がございます。ご注意ください。
また、締め切り間際はアクセスが集中し、登録内容が送信できない場合があります。応募は余裕をもって行ってください。
2026年1月6日(火曜日)23時59分(JST)まで
2026年1月13日(火曜日)23時59分(JST)まで
2026年1月22日(木曜日)発表予定です
お問い合わせは、メールで受け付けます。以下のメールアドレスまでご連絡ください。
回答はお問い合わせの翌営業日から起算して3営業日以内を目途としていますが、内容によってそれ以上の日数がかかる場合もあります。あらかじめご了承ください。
IPAセキュリティ・キャンプ事務局

2025年12月3日
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