デジタル人材の育成

未踏アドバンスト事業:2022年度実施プロジェクト概要(近藤・遠藤・上野PJ)

最終更新日:2022年7月4日

1.担当プロジェクトマネージャー

  • 漆原 茂(ウルシステムズ株式会社 代表取締役会長/ULSグループ株式会社 代表取締役社長/株式会社アークウェイ 代表取締役社長)

2. 採択者氏名

  • 近藤 佑亮(DeepEyeVision株式会社/東京大学大学院情報理工学系研究科電子情報学専攻)
  • 遠藤 聡志(東京大学大学院工学系研究科精密工学専攻)
  • 上野 将輝(東京大学大学院工学系研究科精密工学専攻)

3.契約金額

  • 10,000,000円

4.プロジェクト名

  • 個人に最適化するフリーウェイト指導システムの開発

5.関連Webサイト

  • なし

6.プロジェクト概要

心身の健康増進には筋力トレーニングが一番である。特に、ダンベルやバーベルを用いるフリーウェイトトレーニングは多関節運動であり、体全体の筋肉をバランスよく効率的に鍛えることができる。しかし、個々人の骨格・柔軟性・筋肉量に応じて最適なフォームやトレーニングメニューは異なるため、フリーウェイトの習得は難しい。また、未だデジタル化が進んでいない領域であり、指導は属人的である。

本プロジェクトでは、個人に最適化するフリーウェイト指導システム「autofit」を開発する。ユーザーの身体情報やトレーニング目的・履歴を反映したフォームやメニューの指導を行い、フリーウェイトの上達を支援する。本システムを社会実装することで、フリーウェイトを正しく簡単に習得することができ、誰もが望むままに筋肉を成長させられる社会を実現する。

7.採択理由

フリーウェイト市場向けのSportsTechチーム。スポーツと技術の両面がしっかり揃ったチーム構成である。大学での体育会からの繋がりで、業界へのリレーションも深い。なかなかデジタル化が進んでいないフリーウェイト市場をターゲットにしているのも良い。自らもウェイトトレーニングでの後輩の育成を通してコーチングノウハウを持っている。骨格など個人の特性を考慮した適切なトレーニングはユニークなアプローチである。

更新履歴

  • 2022年7月4日

    2022年度採択プロジェクト概要(近藤・遠藤・上野PJ)を掲載しました。