デジタル人材の育成

データ利活用型スマートシティにおけるセキュアなデータマネジメント

最終更新日:2022年8月10日

背景

Society 5.0の実現の場としてデータ利活用型スマートシティの取り組みが社会的に進むとともに、企業はスマートシティに参加して様々なデータの利活用による新たなサービスを創出し、都市に参画するステークホルダーの多くが利益を享受することができるようになります。しかし、企業はパーソナルデータを取り扱うことで発生するプライバシーリスクを認識し管理しなければならないという課題を負うことになりますが、次のような理由から課題解決の難しさがあります。

  • 発展を続けるスマートシティのあり方を捉えることが難しい
  • プライバシーが社会や時代とともに変化することから、プライバシーリスク及びその管理策を捉えることが難しい
  • スマートシティ、プライバシー両方に精通した人材確保が難しい

“スマートシティ”と“プライバシー”それぞれの理解を助けるガイドラインやドキュメントは多く発行されていますが、本書ではそれらの内容についてフレームワークを用いて整理しており“スマートシティにおけるプライバシー”についての課題・事例・管理策を俯瞰的に捉えることができるようになっています。本書が、これからスマートシティへの参加をはじめる企業の担当者の助けになれば幸いです。

ドキュメントの構成

  • 第1章 はじめに

    第2章 スマートシティについて
    政府主導で取り組みが進められる「これからのスマートシティ」とは何かについて紹介しています。

    第3章 プライバシーについて
    社会や時代とともに変化するプライバシーについての考え方やパーソナルデータの取り扱いを誤ったためにプロジェクトが中止となったスマートシティの事例を紹介しています。

    第4章 スマートシティにおけるセキュアなデータマネジメントについて
    NISTが発行する「PRIVACY FRAMEWORK ver1.0」のフレームワークを用いてスマートシティにおけるプライバシーリスク管理策を紹介しています。

    第5章 総括

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