デジタル人材の育成
公開日:2024年5月29日
2023年のプロジェクトで開発されたPWAソフトウェア「CanteenFlow」は、オフラインでもセンサーデバイスのデータの取得から可視化、ESNによる動作分類、データ保存までを一貫して行えるツールです。今回の目的は、このソフトウェアをエッジデバイスやIoT領域での様々なユースケースに適用可能なリザバーコンピューティングAI SaaSプラットフォームに発展させることです。目標はUIとUXの改善、複数デバイス接続機能の開発、そして継続的なアップデートを通じて、多様なユースケースに対応し価値ある体験を提供するプラットフォームの構築です。
昨年度のプロジェクトで開発した、オフライン環境下でデータ取得、可視化、リザバー計算処理を行うソフトウェアを拡張し、実用化に向けたプラットフォームを開発することを目的とする。ユーザのニーズを調査してリザバー計算アプリケーションを拡充し、継続的に利用可能なAIソフトウェアサービスを構築することにより、IoTデバイス等で取得されるデータの利活用が促進されると期待される。ユーザにとって使いやすいインタフェースの開発、複数センサーの接続のための拡張、ユーザ評価を踏まえたアプリの改良などを通じて、取得データをセンサーの近くで迅速に分析できる利便性の高いソフトウェアサービスが実現され、リザバー計算の活用事例創出にも貢献すると考えられる。
2024年5月29日
2024年度採択プロジェクト概要(黒瀧・濱田PJ)を掲載しました。