デジタル人材の育成

2022年度未踏ターゲット事業採択プロジェクト概要(伊東PJ)

最終更新日:2022年5月27日

1.担当PM

  • 田村亮(国立研究開発法人 物質・材料研究機構 国際ナノアーキテクトニクス研究拠点 主幹研究員/東京大学 大学院新領域創成科学研究科 講師)

2.採択者氏名

  • 伊東 弥桜花(お茶の水女子大学 理学部情報科学科)

3.採択金額

  • 2,400,000円

4.プロジェクト名

  • アニーリングマシンを用いた在庫管理システムの作成

5.応募部門

  • ベーシック部門

6.応募枠

  • 通常枠

7.関連Webサイト

  • なし

8.申請プロジェクト概要

現在様々な技術を使って考えられている在庫管理問題をテーマにし、組合せ最適化問題に特化しているアニーリングマシンを用いることで在庫管理の最適化を行う。

本プロジェクトでは、アニーリングマシンを用いて最適な在庫管理を行う基盤的なアルゴリズムを開発し、受け取った入力データから余剰在庫が少なくなるような部品や商品の発注数を出力する。このアルゴリズムを応用して工場やコンビニ、小売店などの在庫管理に適用する。これを通じ余剰在庫の削減によるロスの削減、在庫不足の解消を図り、生産性の向上、企業の利益増加などに繋げることを目指す。

9.採択理由

在庫管理を組合せ最適化問題と捉えることで、アニーリングマシンを用いて在庫管理システムを開発するプロジェクトである。在庫管理は、店舗、工場などさまざまな利用形態があり、基盤となるアルゴリズムが開発できれば、広い分野で活用されると期待できる。

基盤となるアルゴリズムが開発できた暁には、応用ターゲットを絞ることで、有用なアプリ開発に繋げてほしいと期待しています。未踏期間を経て、アニーリングマシンを使いこなせる人材として大きく羽ばたいてほしいと思います。

更新履歴

  • 2022年5月27日

    2022年度採択プロジェクト概要(伊東PJ)を掲載しました。