デジタル人材の育成

未踏アドバンスト事業:2025年度下期実施プロジェクト概要(川崎・太田・鈴木・木村PJ)

公開日:2026年1月15日

1.担当プロジェクトマネージャー

  • 漆原 茂(うるしばら しげる)
  • ULSコンサルティング株式会社 取締役会長
  • 一般社団法人Generative AI Japan 発起人理事

2.採択者氏名

  • 川崎 陽祐(フリーランス)
  • 太田 有希乃(慶應義塾大学大学院理工学研究科開放環境科学専攻)
  • 鈴木 悠真(慶應義塾大学大学院理工学研究科開放環境科学専攻)
  • 木村 冠斗(慶應義塾大学大学院理工学研究科開放環境科学専攻)
  1. (注釈)
    所属先は採択時点

3.契約金額

  • 16,000,000円

4.プロジェクト名

  • 介護現場の自立支援のための体幹操作ハンズフリー車いすの開発

5.関連Webサイト

6.プロジェクト概要

超高齢社会を迎えた日本において、介護需要の増大と医療従事者不足は深刻な課題である。特に介護等の現場では、安全性やスケジュール進行を優先して過剰な介助を行えば患者の身体機能低下(廃用症候群)を招き、逆に自立支援を重視すれば介助者の業務負担が増大するというジレンマが存在しており、既存の電動車いす等では解決できていない。
本プロジェクトでは、この課題を解決するために「自立支援のための体幹操作ハンズフリー車いす」を開発する。本システムでは、上肢に障害があっても僅かな体幹運動で操作可能な「ベルト型インターフェース技術」と移動や安全をアシストする「走行制御技術」、ユーザの状態を計測する「生体モニタリング技術」を統合し、利用者の運動機能レベルに合わせた自立的な移動体験を提供する。
期間中は、ハードウェアおよび制御ソフトウェアの開発を行うとともに、実際の医療・介護施設と連携したインタビューや実証実験を通じて、効果検証やUI/UXの改善、ビジネス化検討を行う。これにより、利用者の「自分で移動できる」という自己効力感の向上と身体機能の維持を実現し、持続可能な介護環境の構築に貢献することを目指す。

7.採択理由

ハンズフリーの車いすの開発プロジェクト。体幹操作によるハンズフリー制御と個別習熟度に応じた調整により効果的なリハビリと自立支援を目指している。
メンバーはロボット制作に加えUIやリハビリ研究者を揃えた多様なチームであり、若く伸び代がある。すでにプロトタイプのデモも完成しており未踏アドバンスト事業で社会実装にトライする下地は整っていると判断した。介護や医療リハビリ分野への参入を目指して挑戦させていく。

更新履歴

  • 2026年1月15日

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