デジタル人材の育成

未踏アドバンスト事業:2025年度下期実施プロジェクト概要(豊井・田中・橋本・谷口PJ)

公開日:2026年1月15日

1.担当プロジェクトマネージャー

  • 三木 寛文(みき ひろふみ)
  • MKマネジメント株式会社 代表取締役社長

2.採択者氏名

  • 豊井 美雪(東京大学大学院情報理工学系研究科コンピュータ科学専攻)
  • 田中 勇吾(東京大学工学部計数工学科/AIVALIX株式会社 取締役)
  • 橋本 宏熙(東京大学大学院情報理工学系研究科電子情報学専攻)
  • 谷口 宝(東京大学情報理工学系研究科創造情報学専攻)
  1. (注釈)
    所属先は採択時点

3.契約金額

  • 16,000,000円

4.プロジェクト名

  • 出版資産をAIネイティブ化する学習支援プラットフォームの開発

5.関連Webサイト

  • なし

6.プロジェクト概要

本プロジェクトの目的は、参考書・専門書などの出版資産をAIネイティブな形に再構築し、学習者一人ひとりに最適化された学習支援を実現するプラットフォームを開発することである。現在の出版物は人間の通読を前提に設計されており、AIによる高度な検索、理解支援、学習管理への活用が困難であるという構造的課題を抱えている。
本プロジェクトでは、既存の出版データ(InDesign等の制作データやPDF)を解析し、章・節・定義・例題・演習・依存関係などを保持した構造化データへと変換する技術を開発する。これにより、AIが文脈や前提知識を理解した上で、質問応答、要約、弱点分析、学習順序の提示といった高度な学習支援を行うことを可能にする。
さらに、出版社・教育事業者が既存資産を大きく作り替えることなくAI対応できる実用的な基盤として提供し、学習体験の質的向上と教育コンテンツ流通の高度化を同時に実現することを目指す。

7.採択理由

学習参考書はLLMとの連携により、「読むだけのもの」から「対話して活用するもの」へと進化しつつある。ハルシネーション対策や学習データの著作権処理など解決すべき課題もあるが、より精度高く実現されれば、学習効果の向上と教育現場の効率化に大きく貢献する可能性を秘めている。
また、提案チームは生成AIの実装力があり、難度の高い開発にも真正面から取り組めるだけの熱量を持っている。採択期間中に社会実装まで見据えて、プロダクトを徹底的に仕上げて欲しい。

更新履歴

  • 2026年1月15日

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