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未踏アドバンスト事業:2017年度採択プロジェクト概要(海外PJ)

最終更新日:2017年7月28日

1.担当PM

 衛藤 バタラ(えとう ばたら)
 ・East Ventures 代表パートナー

2.採択者氏名

 海外 浩平(ヘテロDB株式会社 代表取締役社長)
 柏木 岳彦(ヘテロDB株式会社 取締役副社長)
 遠藤 克浩(慶應義塾大学 理工学部機械工学科)

3.採択金額

 6,800,000円

4.テーマ名

 ヘテロジニアスなIn-Databaseデータ解析・機械学習基盤

5.関連Webサイト

 ・ヘテロDB社
 http://heterodb.com/ 

 ・Github
 https://github.com/heterodb 

6.申請テーマ概要

 本プロジェクトでは、GPUの並列計算能力を活用して解析系SQLの高速化を実現するPostgreSQL向け拡張モジュール(PG-Strom)に、次の機能を実装する。
 ①SSD-to-GPUダイレクトSQL実行機能(GPU/SSD密結合によるI/O高速化)
 ②PL/CUDA統計解析・機械学習ライブラリ(In-databaseデータ解析処理)
 ③行形式⇒列形式の変換に対応したストレージ機構(ワークロード最適化SSD/キャッシュ)

 これら①~③の機能により、GPUやSSDといったコモディティだが強力な処理能力を有するハードウェアと、その能力を最大限に引き出すソフトウェアの組み合わせにより、リレーショナル・データベースという情報システムの中で最もデータが集積するコンポーネントをデータ解析・機械学習の基盤として再定義する。
 プロジェクトメンバーの設立する新会社は、前述の技術を搭載した垂直統合型高速DBシステム(仮称:HeteroServer)を製品化し、次の3セグメントをターゲットとしてこれら市場の開拓にあたる。
 ①高性能・低価格を武器とした情報系システムの商用DBからの移行
 ②高速なI/Oを武器としたネットワーク事業者のログ解析
 ③In-database処理を武器とした金融・信販事業者のアノマリー検知

 新会社は、本垂直統合型高速DBシステムの販売(製品事業)、および、本技術を利用したデータ利活用コンサルティング(サービス事業)の2つを軸とした事業を行う。

7.採択理由

 私がmixiのCTOであったときには、技術的にSQL文をスケールするのが一番大変でした。DBを分散してスケールアウト戦略を取っていましたが、JOINなどのSQL文が使えなくなり、結果大幅にアプリケーションを変更しなければいけませんでした。このプロジェクトが解決しようとしている問題はとても同感できます。
 B2Bがメインのプロダクトになると思うので、ビジネスモデルを深掘りしていくように育成していきたいと思います。

更新履歴

2017年7月28日 2017年度採択プロジェクト概要(海外PJ)を掲載しました。

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