社会・産業のデジタル変革
公開日:2025年10月24日
デジタルアーキテクチャ・デザインセンター
本事例集は、デジタル庁や国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の実証事業において、各採択事業者によって実施されている空間IDおよび4次元時空間情報基盤を活用したユースケース実証の概要をまとめたものである。
実施完了した実証の詳細な内容は各実証の調査報告書に記載されている。
各表の実証事例の列のリンクより事例集の該当ページを参照することができます。
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No.
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実証事例 | 実証概要 |
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1.1
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地下埋設物空間ID整備・地下埋設物照会・建設機械MG(マシンガイダンス)の3つのユースケースを実証し、地下埋設物工事における4次元時空間情報基盤適用の有効性等を検証
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1.2
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空間IDを活用した自律移動ロボットによる配送可否、および空間IDに紐づくデータの連携によるARナビゲーションを検証
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1.3
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衛星観測データ、SNSデータを使った河川氾濫情報の管理と情報可視化に関する実証を行い、災害への備えと災害状況の把握の高度化等へ向けた検討
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1.4
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ロボットの最適化運転と広告価値の分析、評価をスコープとして実証
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No.
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実証事例
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実証概要
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2.1
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2022年度の「デジタルツイン構築に関する調査研究」の成果を踏まえて「ビジネス・業務」と「システム」の2つの側面から、現状における課題について検討
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2.2
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地上設備の種類別に整理し、地上設備データを、空間IDを介して相互に共有できるようにするためのデータ整備手法の検討及び実証
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2.3
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インフラ設備を対象とした遠隔施工において空間IDで課題解決できるものを選定し、課題解決に向けて空間IDの紐付けが必要な情報(地物等)の検討
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2.4
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災害復旧対応に効果を発揮するユースケースを具体化
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No.
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実証事例
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実証概要
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3.1
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デジタルライフライン全国総合整備計画が対象とする先行投資領域のうち、自動運転車向けに必要なハード・ソフトを含むインフラやルール整備に関する検討
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No.
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実証事例
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実証概要
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4.1
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ドローンが自律飛行し薬局から医薬品の物資輸送
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4.2
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ドローンによる送電線・鉄塔の点検
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4.3
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ドローンを用いた平時/災害時を想定した橋梁・ダムおよび周辺の点検・巡視
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4.4
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No.4.1・4.2・4.3が社会実装されるうえで共通的な課題を抽出することを目的
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4.5
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No.4.1・4.2・4.3にて共通で実施の検証
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4.6
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地理空間情報の活用に必要な実空間のデータを空間IDに紐付けて連携サービスにあった形でデータを利活用するデジタルインフラの事業化を想定して開発し、企業間連携につき評価
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4.7
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No.4.6にて実施した検証
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4.8
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計画した飛行経路の安全性を定量的に評価するシステムを開発
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4.9
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No.4.8にて実施した検証
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4.10
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3D都市モデル PLATEAUに空間IDに基づく点群データや人流ビッグデータを重畳・空間解析・可視化できる演習用のシステムを開発
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4.11
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静岡県の点群データに空間IDを付与したデジタルツインを構築し、そのデータ管理の安全性、地物の識別精度を確認
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4.12
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建設現場における空間調整業務を支援する現場アプリを導入し、空間IDと紐付けた空間利用実績の取得を可能にする仕組みを構築した。その効果を、現場アプリ単体による価値、空間IDを利用する価値、空間IDを流通する価値という3つの視点から実証
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4.13
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No.4.12にて実施予定の検証
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4.14
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特定の敷地における施設内部(資材倉庫を想定)とその周辺の一定範囲に空間IDを付与し、当該施設内外及び3次元方向での建設ロボットの移動制御 | |
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4.15
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本実地検証は、No.4.14にて実施
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4.16
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多種センサのリアルタイム空間情報を活用した新しいエンタメ体験の創出のためのシステムを構築
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4.17
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No.4.16にて実施予定の検証
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No.
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実証事例
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実証概要
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5.1
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ドローン航路システム等を開発し、送電網管理や河川上空のマルチユース実証を通じてドローン航路の有効性を確認
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5.2
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インフラ管理事業者の設備データを空間IDで統一し、インフラ管理DXシステムを用いて地下埋設物照会やマシンガイダンス、災害時情報共有の実証検証
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5.3
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空間IDを活用し、異種情報を統合・一括配信することで、利用者システムの処理負荷を軽減する仕組みを構築
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NEDO:産業DXのためのデジタルインフラ整備事業/デジタルライフラインの先行実装に資する基盤に関する研究開発(2024年度)
本件に関するお問い合わせは以下の連絡先へお寄せください。
IPAデジタルアーキテクチャ・デザインセンター

2025年10月24日
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