Society5.0 の実現を目指して、社会や産業構造のアーキテクチャ設計に向けた推進すべき候補となるテーマを民間から募集し、各種支援を実施します。
2022年5月31日
2022年4月22日
2021年9月28日
2021年7月13日
2021年4月27日
2021年4月27日
2021年4月1日
2020年10月16日
2020年9月11日
2020年8月11日
2020年7月9日
インキュベーションラボは、社会全体のアーキテクチャ設計につながるアイデア(テーマ)を民間企業等から募集する枠組みです(図1)。
図1 インキュベーションラボの枠組み
例えば、「業界横断で協調して取り組むべき新しいプラットフォームのアイデアがあるが、コネクションがない」、「解きたい課題があるが、たくさんのステークホルダーが関わりとても複雑で、多種多様な専門家を集めないと解決は難しい」、「国や自治体とも協力して、制度・ルールの見直しも視野にいれて取り組む必要があり、一企業だけでは対応できない」、こんな課題を持ったテーマを対象にしています。
外部有識者審査で有望と判定されたテーマの提案者は、6ヶ月を目安に、DADCを拠点にその中立的な立場を活用して産官学の専門家と連携し、アーキテクチャ設計に向けた準備・設計の試行を行います(図2)。
活動の結果が、優れたアイデアであると外部有識者審査で判定された場合、正式に社会のアーキテクチャ設計を行うプロジェクトとして、活動に賛同するステークホルダーを集め、関係省庁や事業者団体とも連携し、協調領域の構築を目指して活動します。
図2 インキュベーションラボの位置づけ
事業者単独では解決困難なテーマについて、産官学の多様な組織・機関・専門家と連携してそのテーマに取り組む意義を明確にし、実現に向けた取り組み・方向性を整理します。
アーキテクチャ設計の専門的支援や、中立的な立場から産官学の知や多種多様な専門家と繋がる機会を得ることができます。
インキュベーションラボのテーマ選定では、DADCの特徴である、(A)サイバー・フィジカルの融合(CPS)、(B)異分野連携、(C)制度やルールを含むガバナンス改革、を含む下記の視点で評価します。
活動期間
第2回:2021年8月~2022年1月
第1回:2020年10月~2021年3月
活動回 | テーマ名 | 活動状況および成果資料等 |
第3回 | マイナンバーカード機能のスマホ搭載における公的個人認証での協調領域整備 | 活動開始 |
第2回 | Society5.0の基盤としてのスマートビル・アーキテクチャ | プロジェクトへ移行 スマートビル
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第2回 | サービスに応じたデジタル本人確認ガイドラインの検討 | 活動終了
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第1回 | サービスロボットのより広範な活用に向けた安全・安心を確保するためのガバナンスモデル及び関連産業を含むビジネスエコシステムを実現するアーキテクチャの検討 | プロジェクトへ移行 サービスロボット
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第1回 | 家庭生活で使用される汎用機器を用いた、Personal Generated Data(個人から生成されるデータ)を活用した健康管理・予防を中心とするサービスを実現するアーキテクチャの検討 | 活動終了
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第1回 | 「第三者データ取引機能」を通じて信頼性を担保したうえで、多種多様な分野間のデータの流通・活用を可能とするアーキテクチャの検討 |
活動終了
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本件に関するご意見・お問い合わせは以下の連絡先へお寄せください。
IPAデジタルアーキテクチャ・デザインセンター インキュベーションラボ運営事務局
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