DX推進指標 自己診断結果入力サイト
最終更新日:2021年1月22日
2019年10月25日公開
独立行政法人情報処理推進機構
社会基盤センター
DX推進指標 自己診断結果入力サイトについて
IPAは、2019年7月に経済産業省が公開した「DX推進指標
」に対し、各企業の自己診断結果を収集・分析することを目的に「DX推進指標自己診断結果入力サイト」を公開しました。
DX推進指標の自己診断結果を入力いただいた企業には、後日、自己診断結果と全体データとの比較を可能にするベンチマークなどによる分析結果を提供します。この分析結果を活用することにより、各企業が全体との差を把握し、次のアクションを検討することなどができます。自己診断結果の入力へのご理解とご協力をお願します。

自己診断結果の入力手順
STEP1 DX推進指標による自己診断
DX推進指標は、経営者や社内の関係者がデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進に向けた現状や課題に対する認識を共有し、アクションにつなげるための気付きの機会を提供するものです。
本指標は、各企業が簡易な自己診断を行うことを可能とするものであり、各項目について、経営幹部、事業部門、DX部門、IT部門などが議論をしながら回答することを想定しています。
自己診断は、以下の「DX推進指標とそのガイダンス」をご確認の上、「自己診断フォーマットver2.0」をご利用ください。
以前のフォーマットでは自己診断結果を提出できませんので、必ず「自己診断フォーマットver2.0」に自己診断結果を記載してください。
STEP2 自己診断結果の入力
2021年1月22日より、Web申請システム「DX推進ポータル」にてDX推進指標の自己診断結果の提出受付を開始いたしましたので、以下のURLよりDX推進指標自己診断フォーマットver2.0でのご提出をお願いいたします。
※Web申請システムのご利用にあたっては、gBizIDの取得が必要になります。(「gBizIDプライム」、「gBizIDメンバー」、「gBizIDエントリー」のいずれも可)。 gBizIDを取得されていない場合は、以下のサイトから新規IDの発行手続きを行ってください。なお、gBizIDのアカウントIDであるメールアドレスは、IPAから必要な連絡を行う際にも使用されます。
(参考)gBizIDサイト 
ベンチマークの入手
DX推進指標の自己診断結果をご提出いただくと、IPAが各企業の自己診断結果を集計し作成したベンチマークを入手することが出来ます。詳細な操作手順につきましてはDX推進ポータル 利用マニュアル
をご確認ください。
なお、ベンチマークは自己診断結果をご提出いただいた企業のみへのご提供を想定したものであり、一般公開するものではありません。このため、資料内の情報の取り扱いには十分にご留意いただきますよう、お願い申し上げます。
提出データ取得
DX推進ポータルでは、ご自身や所属する企業がDX推進ポータルから提出した過去の自己診断結果を確認することが出来ます。詳細な操作手順につきましてはDX推進ポータル 利用マニュアル
をご確認ください。
なお、現在2020年以前にご提出いただいたデータはDX推進ポータルから確認できません。今後、2020年以前にご提出いただいたデータはDX推進ポータルからの確認機能を追加予定です。
DX推進指標について
本指標は、各企業が簡易な自己診断を行うことを可能とするものであり、経営幹部や事業部門、DX部門、IT部門などの関係者の間で現状や課題に対する認識を共有し、次のアクションにつなげる気付きの機会を提供することを目的とします。
さらに、各企業が他社との比較によって自社の状況を把握することができるよう、各企業の自己診断結果をIPAに提出いただくことにより、自己診断結果を収集・分析し、自己診断結果と全体データとの比較が可能となるベンチマークを作成します。
1.背景
データやデジタル技術を活用してこれまでにないビジネスモデルを展開する新規参入者が登場し、あらゆる産業においてゲームチェンジが起きつつある中、各企業は、競争力維持・強化のために、デジタルトランスフォーメーション(DX)をスピーディーに進めていくことが求められます。しかしながら、多くの企業において、実証的な取組は行われるものの、実際のビジネスの変革にはつながっていないというのが現状です。
DXの推進は、これまでの仕事の仕方や企業文化の変革までをも求められるものであり、その実行のためには、「DXによって顧客視点でどのような価値を創出するか」、「なぜ、その改革が必要なのか」、「DXを実現するために経営の仕組みをどう作り変えるのか」等、経営幹部、事業部門、DX部門、IT部門など関係する者が現状や課題に対する認識を共有し、必要な打ち手を講じていくことが不可欠です。
こうした変革を後押しするため、経済産業省が2018年9月に発表した『DXレポート~ITシステム「2025年の崖」の克服とDXの本格的な展開~』における指摘等を踏まえ、経営者や社内の関係者がDXの推進に向けた現状や課題に対する認識を共有し、アクションにつなげるための気付きの機会を提供するものとして、『「DX推進指標」とそのガイダンス』が策定することとしました。
(経済産業省ウェブサイトより引用)
2.DX推進指標の内容
「DX推進指標」は、各企業が簡易な自己診断を行うことを可能とするものであり、各項目について、経営幹部、事業部門、DX部門、IT部門などが議論をしながら回答することを想定しています。具体的には、以下の2つから構成されます。
- DX推進のための経営のあり方、仕組みに関する指標
(「DX推進の枠組み」(定性指標)、「DX推進の取組状況」(定量指標))
- DXを実現する上で基盤となるITシステムの構築に関する指標
(「ITシステム構築の枠組み」(定性指標)、「ITシステム構築の取組状況」(定量指標))
定性指標は35項目からなり、現在の日本企業が直面している課題やそれを解決するために押さえるべき事項を中心に項目を選定しています。
(経済産業省ウェブサイトより引用)

図_DX推進指標の構成(経済産業省「DX推進指標とそのガイダンス」 P.8)
- キークエスチョン:経営者が自ら回答すべき指標
- サブクエスチョン:経営幹部、事業部門、DX部門、IT部門等が議論しながら回答する指標
詳細については、経済産業省が公開しているDX推進指標とそのガイダンス
をご確認ください。
3.ベンチマークの策定
各社の自己診断結果については、収集されたデータに基づき各社の診断結果を総合的に分析し、診断結果と全体データとの比較が可能となるベンチマークを作成します。このベンチマークを活用することにより、各社が自社と他社の差を把握し、次にとるべきアクションについて、理解を深めることが期待されます。
(経済産業省ウェブサイトより引用)
関連リンク
ダウンロード
本件に関するお問い合わせ先
その他、記入方法や回答方法などについてご意見・ご要望・ご質問などがございましたら、以下のメールアドレス宛にご連絡をお願いします。
IPA 社会基盤センター
DX推進部 運営・経営DX推進グループ
E-mail:
更新履歴
2021年1月22日 | 自己診断結果の提出方法を変更 |
2021年1月14日 | 自己診断結果の提出方法変更のお知らせを掲載 |
2019年10月25日 | 公開 |