社会・産業のデジタル変革
公開日:2021年6月8日
デジタルアーキテクチャ・デザインセンター
DADCは、4月22日(木曜日)にVenture Café Tokyoが主催するThursday Gatheringで、「人類を空人に補完する計画 空ビジネスの可能性」と題したオンラインセッションを開催しました。3月に続いて2回目のドローン関連セッションでしたが、今回も多くの方にご視聴いただきました。
当日は多くの方にご聴講いただき、ドローンビジネスやアーキテクチャに対する関心の高さが窺えました。
当セッションはDADCのYouTubeでご視聴いただけますが、内容を簡単にご紹介します。
開催概要 |
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開催日時 |
2021年4月22日(木曜日) 17時~18時 |
前身組織だった有志団体CARTIVATORの時に、パラグライダーやハンググライダーを体験して、体が浮くことに感動した。また、飛んでいる空には誰もいないことから、空を使って地上の渋滞を解決できるのではないかと感じた。人は色々な感覚で状況を認識しているが、実際に飛ぶことを体験してみないとわからないことがある。
アーキテクチャの概念は構造や関係性を設計課題として考えるもので、ドローン産業のアーキテクチャの場合、どのような要素から成り立ちそれぞれがどういう関係性になっているかさまざまな視点で見て、それらの整合性がロジカルであることを確認するということ。
異なる課題を共通の方法で解く際にアーキテクチャはどう役に立つのかという問いに対しては、一つのシステムとしてみると、それぞれの目的に対してどのような特性になるか分化して考えることができる。
次世代に未来を提供するのがDream Onのミッション。未来を体験するタイムマシンを作りたいという思いで、疑似的に未来に行く体験ができる第一弾が「空飛ぶクルマ」。2030年代の東京の上空を飛ぶことに取り組んでいる。データを使って仮想体験を作り出すことで、人間の想像力で補っている部分をより明確化できるのではないか。
まだプロトタイプ段階だが、東京の未来の空を飛ぶ疑似体験で、未来からみた現在を描こうとしている。そうなると過去の研究もして、歴史を紐解いて見えてくる歴史の流れを体得している。想像した未来の生活を疑似体験することで得られるものがある。
空を自由に飛べる世界を実現したい。未来は誰かのものではなく、自分が住むものなので自分たちで作り、次世代に遺すもの。未来をいかにリアルなものとして考えられるかが重要。空はいわばブルーオーシャンで、何もルールがない空に対していろんなチャレンジができる。DADCではアーキテクチャという手法をうまく使い、様々な視点から課題を見つけ、解決に導く仲間を募っている。
詳しくは、セッションの動画をご覧ください。
ドローンを含む自律移動ロボットのアーキテクチャ設計、DADCの活動に興味・関心のある方はぜひご連絡ください。
IPAデジタルアーキテクチャ・デザインセンター
2021年6月8日
2021年4月22日(木曜日)開催の「人類を空人に補完する計画 空ビジネスの可能性」のレポートを公開しました。