HOME国家資格「情報処理安全確保支援士」制度情報処理安全確保支援士(登録セキスペ)の受講する講習について

本文を印刷する

国家資格「情報処理安全確保支援士」制度

情報処理安全確保支援士(登録セキスペ)の受講する講習について

最終更新日:2021年7月9日

講習の目的

登録セキスぺは、経済産業省令で定めるところにより、IPAの行うサイバーセキュリティに関する講習またはこれと同等以上の効果を有すると認められる講習として経済産業省令で定めるもの(「民間事業者等が行う特定講習」)を受けなければなりません(情報処理の促進に関する法律 第二十六条)。この講習は、登録セキスぺが知識・技能・倫理の継続的な維持・向上を図るために実施します。
講習の目的は、次のとおりです。

  • ITスキル標準のレベル4の維持
  • 最新のサイバーセキュリティについての知識・技能・倫理の学習
  • 実践講習におけるグループディスカッションを通じた登録セキスペ同士の情報共有や人脈形成の推進

講習の概要

登録セキスぺに受講が義務付けられている講習には、「共通講習(オンライン講習)」と、実践講習(「IPAが行う実践講習」または「民間事業者等が行う特定講習」)の2種類があります。

【講習の全体像】

講習の全体像

登録セキスぺは、直近の登録日または更新日から、更新期限の60日前(登録更新申請期限)までに、「共通講習(オンライン講習)」を3回(1年につき1回)と実践講習(「IPAが行う実践講習」または「民間事業者等が行う特定講習」のいずれか)を3年に1回受講していただく必要があります。
※受講が義務付けられている講習を受講期限までに修了しなければ、情報処理安全確保支援士としての義務に違反することとなりますので、必ずご受講ください。

【講習受講サイクル】

講習受講サイクルの図

【現在登録済みの情報処理安全確保支援士の皆様へ】
各登録日における更新と講習受講サイクルについては、次の早見表をご覧ください。

IPAが行う講習

IPAが行う講習の特徴

業務に活用できる内容に重点
サイバーセキュリティ分野の高度な知識・技能の修得だけでなく、講習で学んだことを登録セキスペとして日常の業務に活用できることに重点を置いた内容となっています。倫理観の醸成にも重点を置いています。

毎年の講習内容の見直し
「共通講習(オンライン講習)」・「IPAが行う実践講習」ともに、毎年内容の見直しを行い、さらにサイバーセキュリティ等の専門家の監修を受けた内容となっています。これにより、最新の情報や、セキュリティ人材に求められている内容を学べます。

認定された講師が複数体制で(「IPAが行う実践講習」の特徴)

  • 「IPAが行う実践講習」の講師は、セキュリティや人材育成の専門家によって構成される有識者委員会にて認定された講師が担当します。
  • セキュリティ分野の第一線で活躍し、ファシリテーターとしても高い実績を持つ専門家です。
  • 「IPAが行う実践講習」は、常に複数の講師が担当します。様々な経験を持つ講師の知見に触れられます。
  • 講師勉強会を定期的に開催するなど、講習品質向上のための取り組みを行っています。

受講者同士の相互交流による学び(「IPAが行う実践講習」の特徴)

  • 「IPAが行う実践講習」は、Web会議システムを用いたグループ討議中心となります。1つの正解を学ぶのではなく、様々な立場の受講者の考えを引き出すことに重点が置かれています。グループ討議を円滑に進めるための事前準備として、e-ラーニングでの個人学習をあわせて受講いただきます。
  • グループ討議を通じて、他業務の方のご意見や、他社の取り組みを確認する機会としてもご活用いただけます。

共通講習(オンライン講習)

「共通講習(オンライン講習)」は、登録日または更新日から起算して1年に1回受講することが義務付けられています。
登録・更新時期により、受講対象の講習が異なりますので、ご注意ください。

・【10月登録・更新者】の共通講習(オンライン講習):次をご参照ください。 オンライン講習2020 PDF形式(290KB)
対象:2017年4月登録(2020年10月更新)、2017年10月登録(2020年10月更新)、2018年~2020年の10月登録

・【4月登録・更新者】の共通講習(オンライン講習):次をご参照ください。オンライン講習2021 PDF形式(304KB)
対象:2018年4月登録(2021年4月更新)、2019年~2021年の4月登録、2020年3月20日登録

実践講習

実践講習は、登録日または更新日から起算して3年に1回受講することが義務付けられています。
実践講習は、「IPAが行う実践講習」または「民間事業者等が行う特定講習」のいずれかを選択して受講することが可能です。

・IPAが行う実践講習

【IPAが行う実践講習(リモート講習)について】

新型コロナウイルス感染症の拡大防止の観点から、参加者および関係者の健康・安全面を第一に考慮し、IPAが行う実践講習は、非集合型のリモート形式(リモート講習)で実施しています。
登録更新時期に応じて順次ご案内いたします。
リモート講習については「IPAが行う実践講習について」をご確認ください。

受講頻度 3年に1回
受講時間 約7時間程度
実施形態 e-ラーニングによる個人学習およびweb会議ツールを利用したグループ討議
実施時期 随時開催(具体的な開催日程は講習運営事業者よりご連絡します)
受講費用 80,000円(非課税)

【実践講習A】:登録セキスペ登録後の初回の実践講習としてお勧めするコース

実践講習Aの
ねらい
登録セキスペとして期待される役割にふさわしい情報セキュリティ実践のための具体的な技術や手法を、グループ討議や意見交換を通じて学習する。 登録セキスペ同士の相互研鑽(グループ討議や意見交換を実施)の場として位置付け、登録セキスペ同士の情報共有や人脈形成を推進する。
達成目標 登録セキペとして必要とされる実践的知識とプロセスを演習(ケーススタディ)を通して修得する。
  • 修得した知識とプロセスは、実際の業務に反映させることができ、リーダー的な存在として体制を進めることができるようになる。
  • 自身が実施する業務に当てはめ、具体的に行動ができるようになる。
  • 情報処理安全確保支援士倫理綱領に基づき、自身が実施する業務において適切な判断や行動ができるようになる。
科目
標準学習時間
知識:約2時間
技能:約4時間
倫理:約1時間 計約7時間程度
実施形態 Web会議システムを用いたグループ討議
※グループ討議の事前準備として、e-ラーニングでの個人学習をあわせて受講
コース概要
  1. 個人学習(e-ラーニング形式)《標準学習時間:2時間》
    知識(1)インシデント対応手法
    (2)情報セキュリティにおける倫理
  2. グループ討議 《10:00~17:00(休憩時間含む)》
    技能(1)【ケーススタディ(1)】インシデント対応
    (2)【ケーススタディ(2)】予防策の検討
    倫理 (1)【ケーススタディ(3)】倫理的な判断・行動に関するケース
修了基準
  • 「1.個人学習(eラーニング形式)」の受講完了後、
    「2.グループ討議」の全てのカリキュラムを、本人が受講すること
  • 「2.グループ討議」のディスカッションに積極的に参加すること
  • 「2.グループ討議」の受講当日中に、アンケート等を提出すること

【実践講習B】:登録セキスペ登録から4年目以降の方を対象とするコース

実践講習Bの
ねらい
「経営課題の対応」に関する演習を通じ、業務で利用するための実践的な能力を修得する講習を、グループ討議や意見交換を通じて学習する。 登録セキスペ同士の相互研鑽(グループ討議や意見交換を実施)の場として位置付け、登録セキスペ同士の情報共有や人脈形成を推進する。

※リモート形式での提供を準備中です。

合理的配慮について

「共通講習(オンライン講習)」・「IPAが行う実践講習」ともに障がい者の方への合理的配慮をいたします(ご希望の方は「お問合せ先」までご連絡ください)。

民間事業者等が行う特定講習

特定講習は、一定の条件(※)を満たしている講習として、経済産業大臣が定めた講習です。

(※)情報処理の促進に関する法律施行規則(平成28年経済産業省令第102号)第34条第2項に掲げる基準

【特定講習の提供を検討されている民間事業者等の皆様へ】

特定講習を提供する民間事業者等の第1回募集は終了しました。

【情報処理安全確保支援士の皆様へ】

経済産業省から、特定講習として経済産業大臣が定める講習が公開されました。
詳細は経済産業省のページをご確認ください。

特定講習の受講についての詳細は下記のページをご確認ください。