デジタル人材の育成
公開日:2024年4月8日
最終更新日:2024年6月3日
2023年8月7日(月曜日)~8月11日(金曜日)
クロス・ウェーブ府中(東京都府中市)
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)
一般社団法人セキュリティ・キャンプ協議会
経済産業省
サイバーセキュリティ戦略本部
デジタル庁
文部科学省
専門コース 4クラス
開発コース 4クラス18ゼミ
専門コース40名
開発コース39名
僕が、このセキュリティ・キャンプに参加して一番感じたことは、受講生がITの勉強を楽しんで行っているということです。
僕は、専門学校でITの勉強をしているのですが、学校の授業や実習などは努力と忍耐が必要であり大変なものであり、決して楽しんでやる娯楽のようなものではないと考えていた節があります。そして、無意識のうちに勉強は、楽しんではいけない物と考えていました。最初は、興味がある、なんか楽しそうと入ったはずの専門学校の勉強も2年、3年と学年が進むに連れて段々と、楽しむ姿勢を忘れて大変なもの、努力と忍耐が必要なものだと思い込んでいました。
しかし、セキュリティ・キャンプで出会った講師の方、受講生の皆さんは食事の時間や少しの休憩時間などでも、プライベートの話や趣味の話をするようなテンションでIT分野の話をされていました。
内容が濃い五日間で、終わった後に疲れが襲ってきましたが、同時に充実感も溢れてきました。
私の学校には、パソコン部がありません。そこでこれまで、セキュリティだけでなくパソコンに関しても話せる友人はいませんでした。
しかしこのキャンプの場には、共通の興味をもった仲間が大勢いました。みなさん高い技術力や目標をお持ちで、食事中などにお話をお聞きして、身が引き締まる思いでした。
今後共にCTF等に参加して頂けそうな友人も見付かり、早くも今後が楽しみです。
今回セキュリティ・キャンプというものがあるという話を聞いて、参加してみるだけでもいい経験になるのではないかと思い、本当に参加できるかどうかの不安要素のことは 全く考えずに応募しましたが、後から考えると、高校生が行ったこともない東京まで一人で行こうというのはなかなか無謀だったかなとも思いました。
しかし、実際に選考に通過することもでき、無事セキュリティ・キャンプに参加することができたのでただの無茶で終わらなくてよかったなと思っています。実際参加して講義などを受けて、初めてのセキュリティ・キャンプで、初めての土地に来るというハードルは参加前の私には決して低いものではありませんでした。しかし、多くのことを学び、普段経験することができないことをたくさん経験することができた今では、思い切って応募してよかったなと感じています。
セキュリティ・キャンプに来てみて,とにかく最初に思ったことは環境が快適だということでした.すぐ近くに憧れの講師の方々がいてしかも気軽に相談でき,同じトラックの受講生たちも交流しやすく同じ方向に興味があったのでいわゆるオタク語りのようなものもたくさんできました.
開発コースだったので一つのものをずっと作っていたのですが,講師の先生は事前の段階でもよく見てくれてはいましたがやはりオンラインだとやり取りに限界があります.直接会ってわからなくて頭を抱えるようなことがあれば,その場で何ができないのかを整理して質問してみると僕では気づくのに数時間かかりそうなアイディアがパッと帰ってきました.限られた時間で成果をあげなくてはいけないセキュリティ・キャンプではそれがとても助かり,また普段ならわからないところで頭を抱えて諦めていたところを天啓が降ってくることによって考察が進むので諦めずに粘り強く続けることにもつながったと感じます.