デジタル人材の育成
組織や個人の変革を支援している実践者の方からお話を伺いました。
トラパタと併せて、ご自身の組織や個人の変革に向けた取組みのご参考になれば幸いです。
吉田創 氏
リーダーシップトレーニング、チームビルディング、ファシリテーションなどの研修トレーナーや組織開発のコンサルタントとして活動中。
アメリカでの起業、多民族との貿易、IT企業の経営、M&Aなど、20年以上幅広い企業現場での経験がある。
幅広くプロセスを見る力とそれに伴うフィードバック、現場の実情に即した施策提案力には定評がある。沈黙や緊迫した状況に動じず、当事者の考えと気持ちに寄り添ったファシリテーションが持ち味。
以下の3つがあげられます。
上から言われたからなど受け身の姿勢では変革は難しいと思います。
言っていることとやっていることがちぐはぐではトップの想いは伝わりません。
組織が持ち合わせている過去の経験がないとなかなか変革への風土が醸成しにくいです。
課題の裏返しになりますが、変革の推進者が“自分ならどうしたいか”自分ゴトとして本気で取り組んでいること。また、他の人に意見を聞きに行くなど周りを巻き込んでいること。組織としては、トップの強いコミットメントがあること。また、変革に対する抵抗がない組織文化を持っていることも大切だと思います。
組織のナラティブを大事にすること。
また、今までのやり方(経験)を捨てることが大切です。
自分の中に問いかけ、自分の物差しをつくること、チームをメタで見る視点があることが大切です。
また、現場で手が及ばず困ったことが自分ゴトとしてあった経験や周りを巻き込んでやり遂げることができた経験(自己効力感を高めた経験)があると良いですね。