デジタル人材の育成

2021年度未踏アドバンスト事業 プロジェクトマネージャー・ビジネスアドバイザー

最終更新日:2021年1月5日

IT人材育成センター
イノベーション人材部
未踏実施グループ

2021年度未踏アドバンスト事業 統括プロジェクトマネージャー

竹内統括PMの写真

たけうち いくお

竹内 郁雄

東京大学 名誉教授

2000年から始まった未踏事業はまさに未踏的な発展をしてきましたが、2018年度から形成された未踏エコシステムは「ITに関する独創的な才能を発掘して花開かせるための最良の仕掛け」をさらに強化した枠組です。

この枠組の中で独創的な技術をベースにした事業化・ビジネス化によって日本を元気にすることを目標にして始まったのが、年齢無制限の未踏アドバンストです。

門戸はテックな人々と、そういう人々の持つ独創的技術の事業化・ビジネス化を目指す人々に広く開かれています。もちろん、未踏エコシステムですから、未踏で伸ばした才能と技術を未踏アドバンストで大きく展開させる挑戦も大歓迎です。

夏野統括PMの写真

なつの たけし

夏野 剛

慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 特別招聘教授

日本は世界で最高のITインフラを持ち、教育レベルも高く、また個人金融資産も1,800兆円以上と十分なおカネもある。にもかかわらず、世界でのプレゼンスはそれに相応しくない。

それはひとえに新しい才能の羽ばたきがシリコンバレーに劣っているからだと思います。だからこそ、いま新参者に多くの大きな機会を与えたい。

日本の最大の課題は、どうやって優秀な才能をさらに伸ばしていくか、です。平均値の向上はもう要らない。

世界で通用するソフトウェア、世界で例のないビジネスモデル、皆の想像を上回るサービス。世界があっと驚くような利便性をもたらしてくれるアイディアと技術を待っています。

2021年度未踏アドバンスト事業 特任アドバイザー

プラット特任アドバイザーの写真

Gill Pratt

Executive Fellow, Toyota Motor Corporation
CEO, Toyota Research Institute

I believe that MITOU is incredibly important for improving IT entrepreneurship in Japan.

I have admired Japan for many years due to monozukuri, the dedication to craftsmanship that exists throughout Japan.

I believe it is a unique strength that Japan has towards competitiveness in the world and also to help society.

Traditionally, monozukuri has shown itself the most in mechanical engineering and electrical engineering, where Japan remains tops in the world.

I think the hope here is that in IT, the same craftsmanship, the same incredible art of monozukuri will transfer over.

Both myself and Toyota believe very strongly in this potential.

I believe that the projects applied for MITOU Advanced Program have the potential to do that and will expand their potential with the mentors of MITOU.

2021年度未踏アドバンスト事業 プロジェクトマネージャー

石黒PMの写真

いしぐろ ひろし

石黒 浩

大阪大学 大学院基礎工学研究科 システム創成専攻 教授(特別教授)
ATR石黒浩特別研究室室長(ATRフェロー)

ソフトウェア技術、バーチャルリアリティ技術、人工知能技術、ロボット技術等を駆使する一方で、人間の性質を深く理解することにより、まだ誰も実現していない人に親和的なシステムを作る。そうした挑戦を応援したいと思います。

漆原PMの写真

うるしばら しげる

漆原 茂

ウルシステムズ株式会社 代表取締役社長
ULSグループ株式会社 代表取締役社長
株式会社アークウェイ 代表取締役社長

革新的なテクノロジーでワクワクする未来社会を創ろう!

常識にとらわれず柔軟で独創的な考えを持つ技術者こそが、これからの世の中の主役です。

尖った技術で未来に挑戦していくチームを、全力で応援します。

大澤PMの写真

おおさわ こうじ

大澤 弘治

Global Catalyst Partners マネージング・ディレクター兼共同創設者
Global Catalyst Partners Japan マネージング・ディレクター兼共同創設者

1993年から23年間、シリコンバレーでベンチャー投資の仕事をしてきました。イノベーションのメッカであるシリコンバレーで感じた事は、シンプルに「世界各地から多くの優秀な人材が集い、すごい数のベンチャー企業が起業される。」という事と「日本のプレゼンスの低下」です。

革新的なアイディア・技術に対する挑戦者の母集団が大きい事が、イノベーション創出の第一歩と言えます。

未踏アドバンスト事業を通じて、優秀な挑戦者をサポートさせて頂き、日本のイノベーション活性化にむけた母集団の拡大に少しでも貢献出来ればと願っています。

原田PMの写真

はらだ たつや

原田 達也

東京大学 先端科学技術研究センター 教授

現在、人工知能の基盤となる深層ニューラルネットワークが流行っていますが、そのほとんどの技術は20年以上前に提案されたものです。

これがブレークしたのは、計算機パワーや高品位のデータがアルゴリズムに追いついただけではなく、冬の時代においてもその可能性を信じて続けてきた人がいたからに他なりません。

無暗に流行に流されることなく骨太のチャレンジをし続けられるスピリットを持った人を歓迎します。

平野PMの写真

ひらの ゆたか

平野 豊

Woven Planet Holdings株式会社 Senior Technical Adviser

急激な社会のデジタル化の進展や、AI、ロボット、ブロックチェーン、IoTなどの技術の進展と相まって、COVID19感染症による社会・生活様式の転換など、今、まさに大きな時代の転換点を迎えていると思います。

一方、少子高齢化の更なる進展や人手不足、過疎地の交通問題や格差の拡大など、社会課題も山積しています。

新たな技術を活用して社会課題や人々の生活の課題を解決し、新しいビジネスに繋げられるような活動を支援し、ひいては、日本を、創業者スピリットを持った人が多く輩出されて新たなビジネスが多く生み出され、社会が活性化していくような国となるお手伝いを少しでもさせて頂ければ、と思っています。

藤井PMの写真

ふじい あきひと

藤井 彰人

KDDI株式会社 執行役員 ソリューション事業本部 サービス企画開発本部長

コンピュータやインターネットの登場から始まったIT イノベーションは、今や私たちのライフスタイルだけでなく、全てのビジネスを大きく変える原動力となっています。

様々なテクノロジーを駆使し、斬新なアイデアで新たな価値を提供し、将来の大きな事業につなげたいという皆さんのチャンレンジをお待ちしております。

未踏人材育成事業PMとしてだけでなく、未踏アドバンスト事業においても皆さんの挑戦をサポートできること、楽しみにしています。

Nothing Ventured, Nothing Gained. Think Big, Have Fun!

2021年度未踏アドバンスト事業 ビジネスアドバイザー

衛藤BAの写真

えとう ばたら

衛藤 バタラ

East Ventures 代表パートナー

IT技術を使って人間の生活を快適にするようなことを応援して行きたい。

熱意を持ち、枠を超えるような考え方が一番大事だと思う。

技術だけに捉われず、その技術で何を解決したいかを突き詰める。

挑戦者求む!

鮫島BAの写真

さめじま まさひろ

鮫島 正洋

弁護士法人内田・鮫島法律事務所 代表パートナー弁護士

知財戦略はテックベンチャーのバリュエーションのみならず、資金調達可能性に大きな影響を与えます。

特許については、概念が事業化される前のアーリーステージで出願されていることが望ましいため、スタートアップといえども喫緊の課題となります。

このたびはアドバイザーとして、知財戦略やそれにまつわる法務(NDAや共同開発契約のレビューなどの技術関連契約)についてお手伝いさせていただければ嬉しく思います。

高野BAの写真

たかの よしのり

髙野 芳徳

弁護士法人内田・鮫島法律事務所 弁護士・弁理士

事業化を目指す者にとって、その初期段階で大きな費用(特許費用)を捻出することは大変なことです。

その一方で、特許出願は初期段階で行うことによって広い権利を取得できる可能性が高まります。パートナー企業との連携を検討する場面(ビジネス上の契約を検討する場面)でも、予め特許出願をしておくことによって、将来のパートナー企業との連携強化を図ることが可能になります。

知財戦略を怠ったが故に、本来勝つべき者が勝てなくなってしまうことは回避しなければなりません。

未踏アドバンストにチャレンジしてくれた皆さんとともに議論し、成功に向けて最大のアウトプットを出せるよう、サポートさせていただきます。

藤田BAの写真

ふじた たつろう

藤田 達郎

弁護士法人内田・鮫島法律事務所 弁護士

アーリーステージでは、自社プロダクトを開発することに最もエネルギーが注がれるため、知財戦略の検討は二の次になってしまいがちです。ただ、ご相談に来ていただいたときには、「もうちょっと早く来てくれれば・・・」という状況も多々あります。ちょっとした内容でも相談いただければ、そのような状況を回避できる確率は格段に高まります。

また、知財戦略の検討は、単に特許出願をする・しないを検討するのではなく、自社技術の真の強みはどこにあるか、事業をどのように展開していくべきかといった技術的・経営的観点を踏まえて行っていきますので、未踏アドバンストの皆様にとって有益な議論ができると思っています。

皆様と一緒に議論できることを楽しみにしております!

三木BAの写真

みき ひろふみ

三木 寛文

MKマネジメント株式会社 代表取締役社長

我々が生きている現代は、AI、自動運転、ロボティクスをはじめとするテクノロジーの進化によって人と社会に劇的な変革がもたらされる、まさに歴史の転換点であると言えます。

そのような時代に受け身になることなく、積極的に人と社会の変化を受け入れ、より良いカタチに情熱をもってチャレンジする、前人未到のアイデア、テクノロジー、起業家を手厚く支援していきます。また、この取り組みが日本の産業競争力強化につながるエコシステムとなるべく、ビジネスアドバイザーとして貢献していきたいと思います。

皆さんの情熱あふれる未知へのチャレンジ、応募を期待しています!

更新履歴

  • 2020年12月18日

    2021年度未踏アドバンスト事業 プロジェクトマネージャー・ビジネスアドバイザーを公開しました。

  • 2021年1月5日

    2021年度未踏アドバンスト事業 プロジェクトマネージャー・ビジネスアドバイザーの情報を修正しました。