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未踏/セキュリティ・キャンプ

2010年度 採択案件概要

1.担当PM

 首藤 一幸PM(東京工業大学 大学院情報理工学研究科 数理・計算科学専攻 准教授)

2.採択者氏名

 チーフクリエータ:山下 聖悟(香川高等専門学校)

 コクリエータ:矢野 絢子(香川高等専門学校)

 コクリエータ:武田 季代(香川高等専門学校)

3.採択金額

 1,744,000円

4.テーマ名

 新しいセンサー計測インタフェースライブラリの開発

5.関連Webサイト

 なし

6.申請テーマ概要

 近年、コンピュータの処理速度の向上と低価格化が進み、拡張現実技術が再び脚光を浴びています。拡張現実技術を活用したゲームやサービス(情報サービス、ゲームやエンターテインメント、広告、災害時のナビゲーション、美術館・観光案内)が一般に提供され始めています。それらの多くは位置情報と傾きなどの空間情報を基本としてキャラクターや店舗情報などの画像、文字情報などの情報を重ねあわせた映像を、モニターを介して見るプログラムが多く見受けられます。

 見えない物理現象をとらえることで、操作している人間の負担もしくは危険性を軽減するライブラリを私たちは開発します。視覚的な効果をカメラなどの現実映像に加えることで直感的な理解を助ける汎用計測システムを開発します。いままでに経験したことがないわかりやすい計測インタフェースが開発されていくことになります。この技術を発展させれば、工業や医療のみならずさまざまな分野に広げていけることになると思います。

 どんなセンサーからの物理的計測値も最終的には電圧値(アナログ値)になってAD変換し、これを解析し、描画することは共通です。ARが他分野にわたる多くの研究者や一般ユーザの協力のもと、さらに発展していくためには計測値を解析し、描画するCGルーチンの開発が今後、重要となってくると思います。加減乗算などの算術ライブラリや等高線の描画などの描画ルーチンに加え、高度な解析ルーチンを提供したいと考えています。

7.採択理由

 クリエータ達や彼らが活動するサークルは極めてアクティブで、コンテスト等、学外のイベントに多数参加して評価されてきている。
意識が強く外を向いている彼らなので、外で評価される成果をあげてくれることと楽しみにしている。

 拡張現実(AR)応用の取り組みは数多く、インパクトの強いものがネット上に山ほど見つかる。このプロジェクトもそれらと真正面から比較されることになることを覚悟して欲しい。 また、ARではその場でのインタラクティブな可視化が肝なので、リアルタイム性、レスポンスをしっかり追求して欲しい。

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