HOME未踏/セキュリティ・キャンプ2009年度下期 採択案件概要

本文を印刷する

未踏/セキュリティ・キャンプ

2009年度下期 採択案件概要

1.担当PM

 石黒 浩PM(大阪大学大学院 基礎工学研究科 システム創成専攻 教授)

2.採択者氏名

 チーフクリエータ:藤本 実(神戸大学大学院 工学研究科電気電子工学専攻
博士後期課程1年)

 コクリエータ:なし

3.未踏プロジェクト管理組織

 オムロンソフトウェア株式会社

4.採択金額

 7,000,000円

5.テーマ名

 身体表現を拡張するウェラブル大量フルカラーLEDモジュール制御システムの開発

6.関連Webサイト

7.申請テーマ概要

 近年、コンサートなどにおいて、電飾を身体に装着した新しいパフォーマンスが用いられるようになってきた。しかし、従来の取り組みは光る衣装を身に付けているだけに過ぎず、身体の動きに合わせた光の制御ができていなかった。光を身体表現に利用すると、一つの動きでも光のパターンによって見せ方が変わり、様々な表現が生まれることが考えられる。

 本プロジェクトでは、ステージパフォーマンスに利用可能な安定したシステム構築を目的とし、衣服に装着した大量のフルカラーLEDモジュールを制御可能なシステムの開発を行う.提案するシステムは、衣服に装着するLEDモジュールと、そのLEDを無線通信を用いて制御するハードウェア、ダンサー自身が音楽と動きに合わせた光のパターンを作成できるソフトウェアからなる。

 ソフトウェアとして、ダンスなどのパフォーマンスにおいて振付けを行う時と同じように、LED等の専門知識がなくてもダンサー自身がLEDの制御を行えるシステム「Lighting Choreographer」を開発し、ダンサーにとって新しい表現を可能とするツールを目指す。

 身体表現と音・光を動的に組み合わせるという表現技法を可能とするソフトウェアを開発することは、新たな分野を切り開くと同時に、これまで想像もできなかった新たな表現を誘発することができるのではないだろうか。

8.採択理由

 従来は音と踊りの組み合わせが多かったが、本提案は新たに光を加え、音・踊り・光の3つのモダリティを扱う表現方法の提案と、それを支援する制御・編集システムの開発である。モダリティが増えるが故にコンピュータによる支援が必要となり、適切なコンピュータ支援によって完成度の高まるアートであると考えられる。ハードゥエアが必要となるが、その開発支援体制もしっかりしている。また本人のモチベーションも十分に高い。

未踏/セキュリティ・キャンプ