試験情報
公開日:2023年12月25日
企業を取り巻く経済社会環境が大きく変化する中、市場において企業が必要とされ続けるためには、業務改革やビジネス改革による本格的なデジタルトランスフォーメーション(DX)をより一層加速させ、価値創造を継続していくことが重要です。一方で、DXに取り組むタイミングが見極められなかったり、取組をためらったりする組織は未だに多く、その一要因としてDXを推進するための素養や専門的なスキルをもった人材が不足していることが挙げられます。
このような状況を踏まえ、各企業におけるDXの推進を担う人材育成・確保に、情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験が効果的に活用されることを期待して、出題範囲・シラバスの見直しを実施しました。
具体的な変更内容は、次のとおりです。
DXを推進するために必要となる知識(ビジネス変革、デザイン、データ利活用、AI(生成AIを含む)利活用 など)を評価するための対応
「数理・データサイエンス・AI(応用基礎レベル)モデルカリキュラム」(注釈) のキーワード等の取込み
ユーザーインタフェース技術、UX/UIデザインに関する知識を評価するために、システムアーキテクト試験(SA)及びエンベデッドシステムスペシャリスト試験(ES)の午前Ⅱ試験において、中分類7を出題対象に追加
中分類 |
7 ユーザーインタフェース |
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小分類、知識項目例(抜粋) |
情報アーキテクチャ、GUI、ユーザビリティ、アクセシビリティ、UXデザイン、情報デザイン、帳票設計、画面設計、Webデザイン、人間中心設計、ユニバーサルデザイン、ユーザビリティ評価 など |
情報セキュリティ管理分野における、JISの改正を踏まえた用語などの表記の変更
その他、既に出題している用語の取込み、近年の技術動向や環境変化等を踏まえた用語例などの整理
変更対象のドキュメント
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変更対象の試験区分
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試験要綱
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科目A・午前の出題範囲
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ITパスポート試験 以外の全試験区分
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科目B・午後の出題範囲
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情報セキュリティマネジメント試験、基本情報技術者試験、情報処理安全確保支援士試験
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シラバス
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全試験区分
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なお、出題範囲・シラバスについては今後も技術動向や環境変化等を踏まえ、内容の追加・変更・削除等、適宜改訂を行ってまいります。
CBT方式:2024年10月の試験から
ペーパー方式:令和6年度(2024年)秋期試験から
シラバス(試験における知識・技能の細目)
それぞれの試験区分の人材像に照らし、必要となる知識・技能の幅と深さを体系的に整理、明確化した資料です。学習の目標とその具体的な内容を記載していますので、試験の合格を目指す際の学習指針として、また、企業、学校の教育プロセスにおける指導指針として、有効にご活用ください。