IPAについて

IPA NEWS Vol.70 Hot & New Topics

公開日:2024年12月23日

IPA(独立行政法人情報処理推進機構)

インシデント発生時に役立つポータルサイトを公開

企業・組織でセキュリティインシデントが起きてしまった—そんなときにご活用いただけるIPAの各種相談窓口などをまとめて掲載したポータルページを公開しました。

迷ったらまずはここ!という一般的な情報セキュリティに関する技術相談ができる窓口をはじめとして、ケースに合わせてご紹介しています。例えば、インシデント発生時に「何から手を付ければいいか分からない?」「どこかに報告する必要はあるの?」など、必要な初動対応などについてアドバイスを提供いたします。

連絡先やご相談前の整理項目をあげております。
ぜひ、このポータルサイトをブックマークしてご利用ください。

企業・組織からのインシデント時の各種相談窓口

窓口名

相談・届出の例

情報セキュリティ安心相談窓口
  • ランサムウェアに感染したため、対処方法について相談したい
  • 自組織のウェブサイトが改ざんされてしまったため、対処方法と再発防止策について相談したい
  • その他、情報セキュリティに関する一般的な相談やアドバイスがほしい
    (相談先の窓口が不明な場合を含む)
標的型サイバー 攻撃特別相談窓口

標的型サイバー攻撃が疑われる事案が発生したため、相談や情報提供を行いたい

脆弱性に関する 問合せ窓口

ウェブサイトの脆弱性対策、ソフトウェアの脆弱性、また脆弱性に関する公開資料等の質問がしたい

デジタル推進人材へキャリアビルディングの秘訣を探る

デジタル人材の個人としての学習や人材育成の指針となるデジタルスキル標準(DSS)。この中で定義された5つのデジタル推進人材の各類型としてご活躍の方々に、どのようにスキルや経験を積み、今のキャリアを築いたかをインタビューし、公開中です。

デジタル推進人材を目指す方にはキャリア構築のヒントとして、すでにデジタル推進人材としてご活躍中の方にはご自身のキャリアを振り返るきっかけとして、また企業でデジタル推進人材を育成する方には人材育成の打ち手の参考としてご覧いただければ幸いです。

今後も随時更新していきますのでお楽しみに。

  • DXを推進する人材-5つの人材類型

サイバー危機に備える!OTセキュリティ机上演習開講

ニュースでサイバー攻撃の事件をご覧になったことはありませんか?ハッカー集団は国境を越えて容赦なく攻撃を仕掛けてきます。国内外でサプライチェーンや制御システムを有する企業が対処を迫られたときの備えとなる実践的な研修を、セキュリティ対策を統括・管理する方向けに開講します。

オンデマンド講義の座学では、デモやケーススタディでサイバー攻撃者の戦術・技術・手順を学びます。続く2025年2月の集合研修ではシナリオを用いた机上演習で最新の攻撃手法を体験。海外展開する企業の経営層からの基調講演もあります。

プログラム概要

内容
  • 座学講義:国際標準やガイドライン等の知識習得、攻撃のデモやケーススタディを通じ、サイバー攻撃者の戦術・技術・手順をオンデマンド形式で提供。
  • 集合研修:シナリオを用いた机上演習の中で意思決定者として攻撃にプロアクティブに対応できるマインド醸成を図る。また、OTセキュリティ戦略を強化し実践的な洞察を得ることを目指す。
対象

国内外にサプライチェーンを展開する企業や制御システムを有する企業・団体のサイバーセキュリティ対策を統括する責任者層(CISOレベル)

スケジュール
  • 座学講義(オンデマンド配信)
    2024年12月26日(木曜日)~2025年1月24日(金曜日)
  • 集合研修
    2025年2月12日(水曜日)~13日(木曜日)10時00分~17時00分
集合研修実施場所

東京都文京区本駒込2-28-8 文京グリーンコート15階
独立行政法人情報処理推進機構 会議室

受講料

30万円(税込)
(注釈)交通費、食事代等含まず

募集定員

30名(最大)
定員に達し次第、締切予定

申込受付

2025年1月15日(水曜日)まで申込受付中

Just Information

IPAがCEATEC2024に出展

2024年10月15日~18日に幕張メッセで開催されたCEATEC2024にIPAが出展しました。パートナーズパークでは地域DX推進ラボ/地方版IoT推進ラボによる19地域の取り組みをご紹介しました。CEATEC25周年特別企画となるAI for All では、デジタル社会の新しい暮らし方をゴーグル型デバイス着用により音響と映像で体感する没入型のインスタレーションを展示し話題を呼びました。また、 IPAのAI分野の講演は立ち見が出るほどの盛況でした。AI forAllの出展を企画したスタッフによる舞台裏の振り返りも含めた総括記事を掲載しましたのでご紹介します。

  • 地域DX推進ラボ/地方版IoT推進ラボによる展示
  • 「Immersive Music Experience Live Anywhere.」展示前で取材に答える齊藤裕IPA理事長
  • 「Immersive Music Experience Live Anywhere.」展示外部の受付エリア
  • 「Immersive Music Experience Live Anywhere.」展示内部