IPAについて
公開日:2025年2月20日
IPA(独立行政法人情報処理推進機構)
デジタルトランスフォーメーション(DX)の事例を効率的に検索、閲覧できるウェブサイト「デジタル事例データベース」を公開しました。
本データベースでは、「DX銘柄選定企業レポート」などに掲載された100以上の事例を閲覧できます。業種や事業規模、所在地のほか、取り組み理由、取り組み内容、結果などデータ項目を揃えた形で事例データを保持しているため、ご自身の組織が参照したい項目をキーにして事例を探したり、比較したりすることができます。今後も事例を随時掲載し、企業や組織の皆様からの投稿依頼も受け付けていきます。
参考になりそうな先進事例を見つけて、DXをスマートに進めませんか?
制御システムは、重要インフラや産業システムの基盤となるシステムです。これまでは外部ネットワークから隔離された構成が一般的でしたが、近年では、生産性や品質などの向上のため、制御システムが外部サービスに接続する事例が増えています。そこで今回は新たに、外部サービスから攻撃者が制御システムに侵入する脅威を想定してリスク分析を行った事例を公開しました。
本事例は「制御システムのセキュリティリスク分析ガイド」の別冊として「事例2:社外サービスと接続した制御システムに対するリスク分析」と題して公開中です。事業者の皆様、本事例を参照してリスク分析に取り組んでみませんか?
3月9日(日曜日)に、「未踏会議2025 MEET DAY」を東京ミッドタウン・ホールで開催します。突出したIT人材の発掘・育成事業として2000年にスタートした未踏事業。その魅力を多くの人に伝える年次イベントである「未踏会議」は今回で11回目の開催となり、未踏修了生たちによる50以上もの展示ブースや、トークセッションなどを用意しています。
今回は第一線で活躍する未踏修了生と吉本興業の芸人さんが共演し、生成AIや量子コンピューティングといった最新技術をテーマにトークを繰り広げます。未踏事業を楽しく知っていただく本イベントに、ぜひご来場ください。
デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する企業はデジタル人材をどのように確保し、育成しているのでしょうか。IPAでは複数の企業に取り組みの全体像についてヒアリングし、共通する部分を抽出してモデル化した「デジタル人材育成モデル」を公開しています。
本モデルでは、デジタル化・DX推進において、主にビジネスアーキテクト(BA)の役割を担う人材を内部で育成・確保することが重要とし、実務を通じたデジタル人材育成の進め方を、図のとおり4ステップで示しています。デジタル人材育成をこれから進める企業の皆様に、ぜひご活用いただければ幸いです。