試験情報
公開日:2022年5月23日
デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する各組織において、デジタル技術を活用した新たなビジネスの価値創出に向けた取組が拡大しています。その過程で、システム開発プロジェクトにおいても、ウォーターフォール型の開発手法ではなく、アジャイル型開発が用いられるケースが増加しています。
それに伴い、プロジェクトマネジメントに携わる者に求められる役割も変化してきています。近年は、プロジェクトを取り巻く環境変化(不確実性、複雑性等)に柔軟に対応し、ステークホルダの期待に迅速に応えることが一層求められており、アジャイル型開発ではプロジェクトマネジメントの業務をチーム内のメンバーで分担するというケースがあります。
そこで今般、プロジェクトマネージャ試験の人材像(対象者像、業務と役割、期待する技術水準)、午後の出題範囲、シラバス(試験における知識・技能の細目)について、DXの取組の進展やプロジェクトを取り巻く環境変化等を踏まえるとともに、内容をより分かりやすくするための一部改訂を行いました。
変更内容は次のとおりです。
なお、出題範囲・シラバスについては今後も技術動向や環境変化等を踏まえ、内容の追加・変更・削除等、適宜改訂を行ってまいります。
2022年10月の試験から
シラバス(試験における知識・技能の細目)
それぞれの試験区分の人材像に照らし、必要となる知識・技能の幅と深さを体系的に整理、明確化した資料です。学習の目標とその具体的な内容を記載していますので、試験の合格を目指す際の学習指針として、また、企業、学校の教育プロセスにおける指導指針として、有効にご活用ください。